結婚生活に影響する男性の年収、気になる女性も多いのでは? 婚活男性の年収はどれくらいが相場なのか、年収分布はどうなっているのか、調査してみました。
世間の男性、年収の相場と分布は?
婚活中の男性の年収をご紹介していく前に、まずは世間一般の男性の平均年収を確認してみましょう。
2014年9月に国税庁から発表された民間給与実態統計調査を見てみると、こんな結果が出ています。
男性に注目してみると、最も多いのが年収300~400万円で515万人(18.7%)で、400~500万円の472万人(17.1%)が続いています。
婚活中の女性が相手に希望する年収は、「500万円以上」と言われていますが、これを見ると500万円以上稼いでいる男性は全体の40.1%。600万円以上は27.1%だということが分かります。
かなり期待できる数字ですが、既婚者や50~60代のベテランサラリーマンの年収も含まれています。
実際のところ、この中で実際に婚活している適齢期の男性の年収は、どれくらいが相場なのでしょうか。
婚活サイト利用者、年収の相場と分布は?
気になる適齢期で婚活中の男性の年収について、ブライダルネットの「会員様のデータ」でみていきましょう。
ここで最も多い年収は、500〜600万円で26.5%。次が400〜500万円で22.0%、次いで600〜700万円が14.1%となっています。
ブライダルネットの男性会員の60.9%が年収500万円以上で、34.4%が年収600万円以上。年収1000万円以上の男性も5.9%いるというデータが出ています。
年収500万円以上の割合と年収600万円以上の割合、どちらも世間の男性の年収分布よりも高い数字になっています。
こちらの記事では、「未婚男性(25~34歳)のうち、実際に年収が600万円以上なのはわずか3.5%」という調査結果を紹介しました。けれど、男性は年収に余裕がないと「結婚しよう」という気持ちにはなりません。婚活サイトや結婚相談所などを利用する男性の年収は自然と高くなり、世間の相場よりも高めのレンジで分布することになるのでしょう。
結婚相談所利用の男性、年収の相場と分布は?
先ほどは婚活サイトをご紹介しましたが、結婚相談所に登録している男性の年収はどうなっているのでしょうか。
結婚相談所に入会する際には、それなりに入会金も必要ですし、「女性に紹介できる男性か」としっかり審査もされます。ですので一般的には、婚活サイトよりも結婚相談所に登録している男性の方が、年収が高いのです
それでは、結婚相談所の方がどれくらい年収の相場が高いのか、分布はどのようになっているのか、IBJが運営している日本相談所連盟が公開したデータを見てみましょう。
最も多いのは年収500〜699万円が6844人(32.4%)、次に400〜499万円の4665人(22.1%)、399万円までが4026人(19.1%)となっています。500万円以上の年収を稼いでいる男性は58.8%になりますから、60.9%だった婚活サイトよりも若干少なめです。
けれど、年収700万円以上に注目してみると、結婚相談所が26.4%に対して婚活サイトは20.3%。年収1000万円以上は結婚相談所が9.5%に対して婚活サイトは5.9%です。
今回ご紹介したデータの結果をみると、世間一般の男性よりも婚活サイト、それよりもさらに結婚相談所に登録している男性が、より高年収だということが分かりました。
結婚相談所に登録している方は、結婚に対して本気度が高く、身分や年収の証明書を提出しているので安心して利用できます。
「ハードルが高い」と懸念する女性もいるかもしれませんが、高年収のパートナーに出会う確率は高いです。あなたがパートナーに何を求めているかによって、最適な婚活サービスを選択していきましょう。
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