婚活で気になるのは相手の年収。プロフィールを見ていると、驚くほど高収入の人もいます。本当だったらうれしいですが、中にはウソをついている人がいるかもしれません。果たしてウソの年収で婚活できるのでしょうか。

結論：婚活で年収はウソをつくこともできる

最初に結論から書きますと、残念ですが、ウソの年収で婚活をすることも可能です。

婚活サイトや婚活パーティーの一部には、プロフィール欄を自分の好きなように書けるサービスもありますので、本来の年収とはかけ離れた金額を記入することも不可能ではないのです。

ウソ年収を避けるためには婚活サービス選びが重要

ただ、悪質な年収詐称を防ぐ方法はあります。年収詐称を避けるためには、慎重に婚活サービスを選べばいいのです。

優良な結婚相談所や婚活サイトでは、収入証明（源泉徴収票や確定申告書）の提出を義務付けています。しかも、第三者である運営スタッフが、本人から申告された年収と収入証明の年収に差がないかをチェックしてくれています。

そうしたしっかりとした婚活サービスを利用すれば、ウソの年収にだまされることはなくなるでしょう。

ただし、自営業者は要注意

収入証明の提出が義務付けられている婚活サービスであれば、ウソをつかれる可能性は限りなく低くなります。しかし、婚活で出会った相手が自営業者の場合、年商（事業で得た売上から各種経費を抜く前）で登録しているケースがあるかもしれません。

年商で登録している場合、実際の年収は、年商から経費を引いた金額になります。従って、本当の年収は非常に少なかった、ということもあり得るのです。

ただ自営業者の中には、逆に年収を少なめにして申告している人もいます。家賃や飲食代を経費として計上し、年収を少なめにすることで税金として納める金額を減らそうとしているのです。

ですから、自営業者の年収は、あまり当てになりません。本人が申告している年収だけでなく、人柄や生活ぶりを厳しくチェックし、ウソをついていないか総合的に判断していきましょう。