婚活で出会った人にフラれた……。

好きな人にお断りされると、「婚活」とは思っていても心が折れるものです。特にアラフォーで婚活をしている男女にとっては、人生経験が豊富な分、プライドがあります。自分に自信を持っている人ほど、婚活してうまくいかないときに「つらい」と感じやすく、傷も深くなるかもしれません。

アラフォーで婚活するなら、うまくいかなくてもできるだけ早く傷を癒やして次の出会いを探すべきですが、年を重ねるにつれてつらい気持ちとの向き合い方を忘れていることもあります。

そこで婚活して「つらい」と感じたときにどう対処したらいいのか、うまくいかないときの対処法を紹介していきます。

「ダメもと」の精神を持つ

「ダメでもともと」という考え方をするだけで、婚活中の気持ちはぐっと楽になります。

例えば、あなたが結婚相談所を利用していて「なかなかお見合いが成立しない」と感じているのなら、こちらのグラフを見てください。

年齢別のお見合い成立率のグラフになりますが、ほとんどの年代でお見合いは１割も成立していないことが分かります。それでも次のグラフのように、婚活することで結婚できる確率はかなり高確率になるのです。

ですから、お見合いなら「10～20人にアプローチして1人でもお見合い成立すればOK」というくらいの気持ちを持ってください。「ダメでもともとだ」と考えて、できるだけ多くの人にアプローチしてみましょう。

たとえ99人にフラれても、たった1人と出会えればいい。ポジティブにそう考えることが大切です。

リラックスして楽しむ

「絶対、今年中に結婚をする」「年収1000万円以上の人を見つける」など、ハードルの高い目標を立てて婚活していると、自分に一層のプレッシャーをかけてしまいます。

目標を立てて計画的に婚活していくことも大切ですが、アラフォーでの婚活がなかなかうまくいかず目標の達成が難しそうなら、当初の目標にこだわらず「つらい」という気持ちが深刻化しないようにリラックスして婚活を楽しむことも重要です。

過度なプレッシャーや焦りは、婚活の大敵です。心に余裕がないと、それが相手にも伝わることが多いものです。せっかくのチャンスを逃さないためにも、深呼吸して自然体で婚活に臨みましょう。

家族や友人に相談する

婚活の失敗や悩みを1人で抱え込んでいませんか？　

婚活で抱えた悩みを相談する相手として、すぐに思い浮かぶのが家族や友人ですよね。婚活の失敗を自分の心だけにとどめているとストレスになることがあります。ストレスは吐き出すことで解消されるため、つらい気持ちは身近な人に相談して外に出してしまいましょう。

実際に相談してみると、心がスッキリして前向きな気持ちを取り戻せるようになれるはずです。また、友人に婚活の相談をすることで、新たな出会いを取り持ってくれることも考えられます。

婚活がうまくいかず「つらい」と感じ始めたら、「アラフォーだから、友達に相談するのは恥ずかしい……」なんて思わずに、ちょっとしたことでも相談するようにしてみてください。

小さな成功を積み重ねる

婚活してもなかなかうまくいかないなら、まずは小さな成功を喜ぶようにするのもいいかもしれません。

これまでお断りしていた相手からのアプローチにもOKして、とりあえずデートしてみる。アプローチの成功率が低いようなら、バツイチの相手や年齢が高めの相手なども候補にしてみる。このように、婚活で小さな成功を積み重ねていくことで、少しずつ婚活に対して前向きな気持ちになれるものです。

そうするうちに、最初は「この人はこんなところが物足りない」と思っていた相手でも、意外な面に気が付いて、結婚相手として真剣に考えたくなるかもしれません。

自分に言い訳を用意してみる

婚活サイトでアプローチしてもメッセージ交換に応じてもらえない、お見合いが成立しない、といったことが続くと、「自分に魅力がないからだ」「このまま結婚できないかも」といった気持ちが芽生えてきてしまうかもしれません。

けれど、相手にも事情があるわけです。現在、交際相手がいるかもしれませんし、仕事が忙しくて「どうしようか」と考えているうちに期限を迎えてしまったのかもしれません。「アプローチが成立しなかった」＝「自分がフラれた」と考えるのではなく、ただ「縁がなかった」と割り切って考えていくようにしてください。

アラフォー男女が婚活するときに心掛けることは「つらい」と感じたら、その気持ちを無視しないことです。