保険に入るべき最適なタイミングは結婚直後?子供ができたら?

保険に入るべき最適なタイミングは結婚直後?子供ができたら?

結婚や出産……。人生の節目は保険加入の絶好の機会

人生の節目は保険加入の絶好の機会

保険の見直しや加入は、「生きることを考える機会」とも言われています。病気や事故など、未来の自分と大切な人を想像し、備えることが大切。ですから、人生の節目に当たる結婚や出産のタイミングで、保険加入を考える方が大半でしょう。

実際に、結婚後のタイミングで保険について考える新婚カップルが多いようです。みんなのウェディングとアクサダイレクト生命保険が2014年9月に公表した共同調査によると、45.6%の新婚カップルが入籍後に保険の「見直しを実施した」ことが分かりました。

その後、子どもが生まれた後にはこれまでの契約内容を変更し、死亡保険や医療保険に重きを置く傾向があるようです。また、新しく学資保険などに加入するケースも非常に多くなっています。

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結婚後は病気とケガに備えた保険選びを

万が一に備えましょう

結婚後・子どもが生まれたタイミングで保険について考えるカップルが多いとはいえ、家庭によって事情は異なりますから、家庭ごとの事情を踏まえて保険加入のタイミングや加入内容を考えることが大切です。

例えば同じ結婚後に加入する保険であっても、夫婦共働きか、どちらかが専業主婦(主夫)かによって選ぶ保険は変わってきます。

お互いにフルタイムで働き続けるのであれば、一般的な病気やケガといった各種医療保険だけで十分。その他のオプションを付けるとしても、妻が女性特有の疾病に備えたものに加入する程度で良さそうです。どちらかに万が一の事態が起こったとしても、どちらも仕事を持っているので、お金の面は工面できると考えて、最小限のものを選んでおいた方が自由になるお金が多くなります。

どちらかが専業主夫/主婦の場合、死亡保障を少々手厚くしておくと安心。相手に万が一が起こった際、すぐに就職して安定した生活を送るのは難しいでしょう。生活費の3年分を目安に保障額を用意してくれる生命保険への加入も考えておきましょう。

子どもが生まれたあとに入るべき3大保険

子どもが生まれたあとに入るべき3大保険

子どもが生まれた後に新規加入・見直ししておきたいのは、「死亡保障の増額」「個人賠償保険」「学資保険」の3つです。

死亡保障の増額に関しては、死亡時は3000万円程度は確保しておきましょう。その後は大学まで進ませるのに必要な最低限の教育費として、子ども1人につき1000万円程度あると安心です。死亡保障の増額は月額数百円のアップで可能な保険もあるので、加入時から気に掛けておくと無駄がありません。

意外と見落としがちなのが個人賠償保険。相手を傷つけてしまった、物を壊してしまった……といったときに適応される保険です。

最近では自転車で相手を傷つけてしまった小学生が高額の賠償金額を請求された事例があります。子どもが生まれてすぐに加入する必要はありませんが、歩き出すころまでにはしっかり考え、加入すべきか検討しておきましょう。

ただし個人賠償保険は、火災保険やクレジットカードなどに付帯されている場合もあります。重複しないように、必ずチェックしておいてください。

逆に生まれてすぐに加入を考えておきたいのが学資保険です。年齢が若いほど毎月の掛け金が安くて済みます。

学資保険を考える際には、満期を迎えたときに受け取れる金額が払い込んだ保険金の総額よりも少なくならないもの、つまり元本割れしないものを選ぶのがおすすめです。欲張っていろいろな保障をつけると保険費用が上がり、元本割れするケースが多くなるのので注意が必要。しっかり計算して、本当に子どものためになる保険選びをしてください。

References :
保険に入るべき最適なタイミングは結婚直後?子供ができたら?