アラサーになると「選べる相手は半減」。25歳から婚活すべき理由

アラサーになると「選べる相手は半減」。25歳から婚活すべき理由

婚活を始めるのに適当な年齢は何歳なのでしょうか。

ある調査によると、24歳までは結婚意識が低い一方、30~34歳になると未婚率より既婚率の方が高くなることが分かりました。

この調査結果を踏まえると、晩婚化が進んでいるとはいっても、25~34歳で結婚する人が多いと言えます。25歳になったら婚活を始めるのが適当なのかもしれません。

独身でいる理由、25歳を境目に急変

国立社会保障・人口問題研究所による2015年の出生動向基本調査で、未婚者に独身でいる理由を聞いたところ、18~24歳では「まだ若すぎる」(男性49.6%、女性41.0%)、「まだ必要性を感じない」(男性33.0%、女性37.3%)、「仕事(学業)に打ち込みたい」(男性37.3%、女性45.9%)が上位3位を占めました。

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興味深いことに、これが25~34歳になってくると、独身でいる理由が急変。男女共に「適当な相手にめぐり会わない」から独身でいると答えるようになりました。

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「適当な相手」は25歳過ぎると結婚してしまう?

同年の国勢調査を見ると、既婚率が未婚率を上回るのは男女共に30~34歳。25~29歳での既婚率は男性26.4%、女性36.7%でしたが、30~34歳になると男性51.5%、女性61.9%に。男女共に4人に1人がこれくらいの年代で結婚していることになります。

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このような調査結果を受けて、内閣府が企業による結婚支援のあり方を考えるために立ち上げた有識者検討会において、ニッセイ基礎研究所の天野馨南子研究員は「アラサーになって突然焦り出す人が多いが、そのころには選べる相手は半減している」と指摘。企業は「『結婚は仕事ができるようになってから』を押し付けない」ようにすることが大切だと訴え掛けたと朝日新聞などが報じました。

結婚する上で最初の関門となるのは「適当な相手」と出会うこと。その「適当な相手」は25歳を過ぎたあたりからパートナーを見つけて、次々と結婚してしまっているのかもしれません。

「絶対に結婚したい!」と思っているのなら、25歳を過ぎたあたりから「適当な相手」が他の誰かと結婚する前に出会っておくこと。恋活・婚活はできるだけ早めに開始するのがおすすめと言えそうです。

References : 国立社会保障・人口問題研究所 第15回出生動向基本調査 , 「平成27年国勢調査結果」(総務省統計局)
アラサーになると「選べる相手は半減」。25歳から婚活すべき理由