衝撃! 同棲カップルの3組に1組は破局している
IBJの調査結果(2015年6月発表)よると、結婚前に同棲をすべきと考えている男性は45.0%、女性は33.1%でした。かなり多くの人が結婚前に同棲をしたいと考えているようです。
同棲を希望する理由としては、「一緒に住むことにより、会うだけじゃわからない相手の部分を知る」ことができるという声があるようです。確かに、生活を共にすることで「相手が自分の結婚相手としてベストなのか?」と探れるのは良いことでしょう。
その一方で、少々不安になるデータも。同棲後、別れてしまったのは、なんと男性49.3%、女性38.2%(at home VOX 調べ)。3組に1組以上が破局しているという非常にシビアな現実が見えてきます。
なぜ同棲カップルは別れてしまうのか?
なぜ、同棲後に別れてしまうカップルがそれほど多いのでしょうか。
考えるに、同棲は1日のほとんどを2人で一緒に過ごすことになります。お互いの価値観や生活習慣が丸裸になるわけです。その分だけ、小さな違いが許せないようになり、破局へとつながっていくカップルが増えてきてしまうのかもしれません。
また、同棲をすることで、自分1人だけの時間を持てなくなることもストレスになるのかもしれません。好きな相手と1日中一緒に過ごせるのは同棲の大きなメリットですが、ずっと一緒となると1人で気を緩める時間をなかなか確保できません。結婚をしているなら「家族」ですが、同棲中はまだ「他人」の状態。他人と一緒に暮らすということに、ストレスを感じる人は多いはずです。
同棲期間がうまくいっても、結婚生活は安泰でないかも
3組に1組以上が別れてしまう同棲。その一方で同棲から結婚へと進んでいくカップルももちろんいます。
しかし、同棲から無事に結婚できたからといって安心はできないのが実情のようです。米デンバー大学の調査によると、同棲未経験の夫婦では離婚率10%だったのに対して、婚約しないで同棲した夫婦では離婚率が25%にもなったのだとか。
長い同棲期間を経て結婚した場合、一緒に暮らしていないカップルと比べると新鮮さは薄れます。それにも関わらず「他人」から「家族」へと関係が変わることで、お互いの家族や親戚との付き合いといった責任だけが重くなる形になるわけです。そのために、割とあっさり離婚してしまうカップルも多くなるのかもしれません。
「それでも同棲したい」なら。別れない同棲のポイントはケジメにあった
同棲カップルが破局しやすいと言っても、やはり結婚前に一緒に住みたいケースもあるでしょう。同棲を経て結婚したいのであれば、「とにかく相手が好きだから!」という気持ちだけでは不十分。期限もケジメもないズルズルとした同棲は結婚から遠ざけるものになりかねません。「結婚といった大きな責任のない状態で夫婦のような生活ができるのなら、あえて結婚という面倒なことはしなくても良いだろう……」とそのまま同棲し続けるカップルもたくさんいそうです。
同棲をしたいのならば、きちんと結婚を前提としたものだとお互いに認識しておくことが大切。そして、同棲をして問題が起こらなければ「来年の○月には入籍する」「お互いの両親にきちんとあいさつをする」など、あらかじめケジメをしっかりとつけて、2人の間で約束を交わしておくようにしてください。
そうすれば多少気持ちにすれ違いが起こっても、自分を変えようと努力をしたり、相手と話し合ったりと精一杯の努力ができるでしょう。前述のデンバー大学の調査でも、婚約してからの同棲の場合、離婚率が同棲未経験のカップルと同程度の水準だったそうですよ。
共感できる相手と同棲すること
もう1つの方法としては、SNSで普段の生活や考え方、趣味趣向をよく把握した上で同棲することです。
あなたとデートをしている時の顔とは違う顔がある場合、それがすれ違いの原因になりかねません。
もし「これから彼氏彼女を探そう」という人がいたら、単純なフィーリングで探すのではなく、相手の日常に共感できるような人を選ぶようにしましょう。
「なかなか近くに良い相手がいない」ということでしたら、婚活サービスの利用をオススメします!
IBJが運営する婚活サイト「ブライダルネット」では、SNSのように日記や写真を投稿できるので、相手がどんな人かを把握しやすいのが特徴です。
選択肢の幅を広げて、妥協することなく長続きする恋を見つけましょう。