素直になって努力すれば、きっとモテて結婚できるはずなのに、どこかこじらせてしまってなぜか独身でいる――。そんな人、あなたの身近にいませんか?
今回は読者から寄せられた情報を基に、変なこだわりを持ってしまって周囲の人から「この人は結婚できないだろうな……」と思われている“こじらせ男子”のことを紹介します。
好条件のモテ男。交際が続くとなぜか破局に……
国立大学の大学院を修了し、一流企業に就職。立派な家庭に育ち、身長も183cmと高くてスタイルもいい。話術も巧みで周りへの気配りもしっかりできる――。これだけ魅力的なら間違いなくモテるだろうに、木村さん(仮)は交際期間が長くなってくると決まって恋人に逃げられてしまっていました。
男性の友人ばかりか、女性の友人もたくさん。グループの中心となるような人気者で、女性からのアプローチも少なくない。それなのに、なぜ木村さんは本命の女性と長く続かないのでしょうか。
5mmのズレも許せない! 洗濯物のたたみ方にこだわり
木村さんの交際が長続きしない理由、それは彼の“こだわり”にありました。
木村さんは大学から1人暮らし。自炊・掃除も1人でできて、自立した生活を送ってきました。しかし1人暮らしが長過ぎたのか、生活の中で“こだわり”過ぎていたところがあったのです。
それは、服をきっちりたたむこと。洗濯物をたたむとき、折り目が5mmでもズレていると許せない性格だったのです。
恋人が木村さんの部屋を訪れたこともありました。親切心から「この洋服、たたんでおくね」と言って干してあった服をたたんでくれたのに、「こんなにズレていたらダメじゃないか!」と木村さんは怒ってしまったそうです。
木村さんが神経質に洋服をたたみ直す様子を見て、「この人と結婚して一緒に生活する自信はない……」とその女性は離れていってしまったのでした。
木村さんの知人は「せめて2cmのズレを妥協できるようになってくれれば結婚できるだろうに……」と嘆いていました。
お互いの主張を押し付けず、折り合えるところを探そう
5mmのズレも許せない木村さんほどではないにしても、結婚して共同生活を送るようになるとお互いの生活習慣の違いが問題になることはよくあります。
そうした違いが表面化して「2cmのズレくらいは許容して!」と言われても、長年にわたる習慣ですから、そう簡単に直せるものではありません。どちらか一方の主張を押し付けるのではなく、「要求レベルの高い方がその家事を担当する」など、なんとか2人で折り合いを付けられるように、しっかり話し合うようにしてください。
ちなみに、洋服のたたみ方にこだわって何度か恋人との別れを経験してきた木村さんですが、現在の恋人とは上手くいっている様子。彼女は洋服をたたむのは木村さんに任せるようにしているそうです。