縁結び、子宝・安産祈願――婚活を機に参拝が増えそうな神社への入り口「鳥居」
婚活中の皆さんの中には、縁結びの神社などに参拝に行った方もいるでしょう。あるいは、年始に初詣へ行ったという方も多いのではないでしょうか。
多くの場合、神社には鳥居があります。鳥居は、神域と人間が住む俗世を区別する結界で、神域への入り口であると考えられています。
では、日本で1番大きな鳥居は、どこにあるか知っていますか? 実は材質ごとに日本一が違い、「日本一」を名乗る神社はいくつかあるようなのです。
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材質別・日本一の鳥居、意外と有名な神社にも
材質別日本一の鳥居、どんな神社にあるのでしょうか。
そのうちの1つは意外と有名なところ、靖国神社にあるそうなのです。
靖国神社には全部で4基の鳥居があります。その中で最も古い第二鳥居は、1887年に建てられました。そして、これが青銅製の鳥居としては、日本一の大きさなのだそうです。
また、第一鳥居(大鳥居)は、はじめは1921年に「日本一の大鳥居」として建てられたと言います。「空をつくよな大鳥居」と呼ばれて親しまれていたそうですから、当時としてはとても大きかったのですね。
残念ながら、1943年に風雨による損傷のために撤去され、1974年に耐候性鋼でできた今の銅鳥居が再建されました。柱の高さが約25m、笠木(上の横木)の長さは約34m、重さ100トンにも達する大鳥居です。
さらに石鳥居も、石製のものとしては日本三大石鳥居に数えられ、高さ約9.5mもある京都の八坂神社と並んで最大級なのだとか。靖国神社は、大きな鳥居がいくつもある神社なのです。
材質問わず、日本一大きな鳥居はどこにある?
ちなみに、材質に関係なく日本最大の鳥居は、熊野本宮大社にある高さ33.9m、横42mの鉄筋コンクリート造のものだそうです(2011年時点)。2000年に完成した比較的新しい鳥居です。建物の1階分はだいたい3mくらいですから、ビル10階建ほどの高さということに。それだけ大きい鳥居です。
大きさや材質の違いだけでなく、例えば「神明系」と「明神系」、その他さまざまな形があるなど、詳しく見ていくと鳥居とはとても興味深いものです。次に神社へ行くときは、ぜひ鳥居に注目してみましょう。