アラフォー女性の婚活、現実は厳しい? 成功に導くポイントとは

アラフォー女性の婚活、現実は厳しい? 成功に導くポイントとは

アラフォーで婚活し、成婚して幸せを手にする人もたくさんいます。けれど中には、婚活しても若い世代と比べると苦労して、厳しい現実に直面する人もいます。

アラフォーから婚活を始めると、本当に苦労することになるのでしょうか。いくつかのデータから考えてみました。

アラフォーで結婚。成功するのは10人に1人?

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アラフォー婚活の厳しさが、国勢調査によって明らかになっています。2010年の国勢調査によると、2000年時点での35~39歳女性の未婚率は13.9%。しかし10年後の2010年には、45~49歳女性の未婚率は12.6%とほとんど変わりませんでした。

単純に考えれば、この10年で結婚して、未婚から既婚に変わった女性は全体の1.3%だったことになります。ただ、未婚だった13.9%の女性のうち、1.6%が結婚したわけです。1.6%÷13.9%=11.5%。未婚の35~39歳女性が10年後に結婚していた確率は、11.5%ということになります。

結婚相談所を利用すると3人に1人は結婚していた

ただ、「婚活」という言葉が日本で使われ始めたのは2007年のこと。婚活サイトや婚活支援サービスなどが浸透し始めたのもここ最近のことです。

婚活ブームが盛んな今のアラフォー女性は、2000年当時のアラフォー女性に比べれば、ずっと結婚しやすいはずです。

実際、結婚相談所「IBJメンバーズ」のデータによると、女性会員の成婚率が最も高くなるのは35~39歳のときで37%でした。

ただ、40代に入ると成婚率は30%を下回りました。できるだけ早いうちに婚活を始めること、本気度の高い人が利用する結婚相談所を利用することが、アラフォー婚活を成功させるカギになってくるのかもしれません。

アラフォー婚活を成功に導く戦略の立て方

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一般的に男性は、若い女性を好む傾向があります。アラフォーの女性を対象として婚活する男性は、さほど多くはないと言えるでしょう。

そうなると、「同世代の男性と結婚したい」と考えてアラフォー男性ばかりを対象にして婚活しても、年下の女性がライバルになる可能性があります。「若い女性が持っていない自分の魅力をアピールする」「アラフィフくらいの男性との結婚も視野に入れる」といった戦略を考えておくべきでしょう。

アラフォーでの婚活を成功へ導くために重要になってくるのは、そうした戦略を立てることと、自分の戦略が正しいかをしっかりチェックしていくこと。「男性といくら会っても次に進展しないのなら、これまでの自分の話し方・聞き方、アピールポイントを変えてみる」「なかなかお見合いが成立しないのなら、条件を緩和してみる」など、自分の戦略が間違っているかもしれないと感じたら、柔軟に変更していくことが大切です。

前述の結婚相談所の成婚率が高かった要因として、「なかなかお見合いが成立しない」「○○さんとの交際が上手くいかなかった」といった悩みを抱えるたびに、サポート役のコンシェルジュからアドバイスをもらえることが挙げられそうです。そうした第三者からのアドバイスを、素直に受け入れる姿勢でいること。それもアラフォー婚活を成功へ導くため、必要なことと言えるでしょう。

References : 平成22年国勢調査 , 【調査レポート】女性の世代別モテ度を調査いたしました。
アラフォー女性の婚活、現実は厳しい? 成功に導くポイントとは