浮気した彼と別れたのに復縁。その彼からプロポーズされたけれど実の父親は猛反対――という状況から、幸せな家庭を築くことに成功した道越さん(仮)。2人はどうやって猛反対する父親を説得したのでしょうか?
写真サークルがきっかけで付き合うようになった2人
両親そろって公務員という家庭に、長女として生まれた道越さん。さすがに一昔前のドラマに出てくるほどルールに厳格で保守的な家庭ではありませんでしたが、道越さんが大人になってからも門限が厳しかったり、露出の多い服装での外出はNGだったりと、それでも“お堅い家庭”でした。
「いろいろと厳しくて不便な面もあったのですが、それでも家族の仲は良くて、何でもオープンに話し合える雰囲気がある家庭でした」(道越さん)
そんな道越さん、大学は地方の国立大学に進みました。そこでは「大学に入ったら始めよう」と思っていた写真サークルに入り、勉学もそつなくこなしながら撮影で各地を回るなど、積極的に活動していました。
そのサークルで出会った男性が、同級生の志田さん(仮)でした。2人は写真の趣味が似通っていたこともあり、よく2人で撮影に出掛けるようになりました。
「何となくというか、自然にというか、2人は付き合い始めるようになりました。いつも写真の話ばかりでしたけど、それでも毎日、とても楽しかったです」と道越さん。無事に大学を卒業してからはそれぞれの地元に就職することになりますが、遠距離恋愛でお付き合いを続けました。
彼の浮気が発覚! 破局かと思いきや……
しかしある日、志田さんが浮気していたことが発覚します。相手はサークルの後輩で、二股の関係は長年続いていたようです。
道越さんは大きなショックを受け、志田さんからの連絡は一切受け付けず、そのままお別れしました。
それから1年経ったころ、写真サークルOBの集まりで2人は再会します。
「別れてから1年経っていたので、当時のことを少し忘れかけていました。逆にそれが悪かったのでしょうか(笑)。ついつい彼の押しに負けて、という感じでした」(道越さん)
真剣に反省して復縁を強く希望してくる志田さんに負けて、道越さんは交際を再開します。
復縁から1年ほど過ぎて、志田さんから「結婚してほしい」とプロポーズ。そして道越さんには「仕事を辞めて、自分の地元で一緒に暮らしてほしい」と告げられました。
交際を再開したときはさすがにバツが悪くて家族には言えなかったのですが、結婚となると話は別。道越さんは勇気を出して、志田さんとのこれまでの経緯をすべて両親に話しました。
「二股していたような相手との結婚、許せるわけがないだろう! ずうずうしいにも程がある!!」。案の定、道越さんの父親は結婚に猛反対でした。
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彼の誠意が実を結んでゴールへ!
ところが志田さんは諦めませんでした。それからというもの、1カ月に1回は飛行機を使って片道3時間かけて道越さんの実家に通い、結婚を認めてくれるように父親に頭を下げ続けました。それから半年後、父親はついに根負け。許可を得て、めでたく2人はゴールインすることになりました。
「私も見直したというか、正直驚きました。彼には悪いのですが、そんなに実直なことができる人だと思っていなかったので」(道越さん)
そして約束どおり、道越さんは退職して志田さんの地元に引っ越すことに。新しい仕事にも就きました。ただ、志田さんの実家近くは比較的古い風習が残る地域。「結婚すれば親と同居するのが当然」という雰囲気でしたが、何とか同居は断ることができました。
その代わり、道越さんが仕事帰りに彼の実家に立ち寄って、1時間ほど茶飲み話をしてから帰宅するのが暗黙のルールになりました。兼業で農業を営んでいる志田さんの両親は素朴で優しく、自然体でお付き合いできたので、話をするのはまったく苦痛ではありませんでした。それでも毎日となると、やはり仕事で疲れているときもあり、少し「キツいな」と感じたこともあったそうです。
それでも、特に志田さんの祖父は道越さんのことをかわいがってくれて、「私はいつもあなたの味方だから、何かあったらいつでも相談しておくれ」と言ってもらえました。志田さんの両親も「何かあったら、私たちからガツンと言ってやるからな!」といつも励ましてくれました。ちなみに志田さんの両親は、付き合っているころの彼の二股のことを知っていたそうです。
「地元から離れ、1人で見知らぬ土地に引っ越して暮らすのは、寂しくないと言えばうそになります。『また彼に浮気されるのではないか』と不安になったことも何度もあります。でも、いつも私の味方をしてくれる優しい家族が増えて、あんなに猛反対していた私の父親も、今は応援してくれています。昔から結婚は『家同士で行われるもの』と言われてきましたが、それは『家族同士の絆やつながり』という意味なのかな、と自分なりに感じるようになりました」と道越さん。ほんのりと温かい笑顔を浮かべながら語ってくれました。