婚活イベントの裏側レポ　内容のアイディアはどう考えてる？

謎解き、お菓子の街づくりなど、多種多様な婚活イベント。イベントの企画・運営担当者はどんな思いを持って内容のアイディアを出しているのでしょうか。PARTY☆PARTYのイベント企画担当海老谷さんに話を聞いてきました。

「マダム・タッソー貸し切り」「お菓子の“街”づくり」など、ユニークな婚活イベント

PARTY☆PARTYでは年齢／職種限定で開く婚活パーティーや、合コン型のディナーパーティーなど、さまざまなタイプの定番もののパーティーを全国各地で頻繁に開催しています。

そうした定番もののパーティーを開催するのと並行して、趣向を凝らした婚活イベントも企画・開催しています。最近では、人気ミュージアム「マダム・タッソー東京」を閉館後に貸し切って開いた「恋するナイトミュージアム～時の止まった館に隠された秘密～」や、各チームがお菓子の家をつくって持ち寄ることで“お菓子の街”にする「お菓子な街づくり!?　恋してCooking Party」などのイベントを実現してきました。

3時間半の長丁場、途中にゲームを挟むことで最後まで盛り上がるイベントに

もう1つの「恋してCooking Party」は、バレンタインデーの前後に開いたイベントです。バレンタイン自体は前面に出さなかったものの、バレンタインにちなんでお菓子づくりをテーマにしました。

この企画内容を思い付いたきっかけは、もともと私が大きなお菓子の家をつくってみたかったから（笑）。日常生活の中では実現できない非日常なことをテーマにし、「参加してみたい」と思ってもらえるようにしました。

ただ、女性には興味を持ってもらえる自信がありましたが、男性からの反応が気になりました。そこで男性にも足を運んでもらう価値があるとアピールするべく、「全員と話せる」「しっかり出会える」という面をイベント紹介のページ内で十分に訴求するようにしました。

お菓子の家をたくさん集めて“街”にしたかったので、100人の参加者を集めることを目標にしました。お菓子を作るのに時間がかかりますし、「全員と話せる」「しっかり出会える」ようにするため、イベント時間として3時間半を確保するようにしました。それだけの時間をかけて9回チーム替えを実施し、なんとか「全員と話せる」「しっかり出会える」ようになったと思います。

それでも、それだけでは単調なイベントになり、間延びしてしまう恐れがあります。お菓子づくりやチームメイトとの交流の合間に、ゲームを一緒に楽しんでもらうようにしました。そうした工夫が奏功して、最後まで盛り上がり、楽しんでもらえましたね。