婚活するのは男性が多く、女性が有利――。そう考えている人もいるかもしれませんが、実際のところ、婚活するのは女性の方が多いようです。タレントの坂上忍さんもテレビ番組でその事実を知り、かなり驚いていました。
坂上忍が驚いた婚活市場の意外な事実
毒舌タレントとして人気の坂上忍さん。彼がテレビ番組で婚活市場の実態を耳にして、とても驚いたとさまざまなWebメディアが取り上げていました。
坂上忍さんが驚いたのは、婚活市場の男女比が、女性が6割に対して男性は4割ということ。実は婚活するのは、女性の方が圧倒的に多いのです。坂上忍さんは「俺、逆だと思ってた」と発言しています。
坂上忍さんが出演したテレビ番組では、20人の女性に対して男性が4人しかいない婚活パーティーがあると紹介されました。最近人気の地方の男性とお見合いイベントをするテレビ番組も、毎回女性の参加希望者の数が参加男性を大きく上回るそうです。
さらに例を挙げると、実際のところ、医師や高学歴の男性が集まる結婚相談所の中には、男女比が男性2~3:女性7~8というところもあります。婚活してみて、意外と男性が有利なことに気が付き、坂上忍さんのように驚いた人も多いのではないでしょうか。
婚活市場に女性が“余っている”のはなぜ?
婚活市場に男性より女性の方が多いのは、一体どうしてなのでしょうか。実際に婚活中の女性たちに話を聞いてみたところ、彼女たちの言葉の中にその答えがありました。
「子どもを産みたいから婚活を始めた。結婚には年齢のリミットがあると思う」(20代後半 女性)
確かに出産の苦労を考えると、「身体に負担の少ない若いうちに子どもを産みたい」という気持ちは分かります。20代後半に差し掛かった女性が婚活を始めるのは、この理由が大きいようです。
「先行きが不安な世の中だから、早く結婚して安定したい」(20代中盤 女性)
ゆとり世代と呼ばれる若い女性たちは、仕事での出世よりも安定した家庭を求める傾向があるようです。そのため、20代後半だけでなく、20代中盤の女性も婚活市場に加わり、婚活する女性の絶対数が増えているのかもしれません。
「周りにいい人がいないから婚活するしかない」(30代前半 女性)
女性は結婚相手を条件で選ぶ傾向があるような気がします。ただ、女性の希望を100%満たす男性はそう簡単には見つかりません。それで「いい人がいない」と嘆く女性が多いのではないでしょうか。
結婚したい男性はどんどん婚活していくべき
このように現状で結婚したい女性が”余っている”のなら、「結婚したい」と思っている男性はためらわずに婚活を始めるべきでしょう。
出会い系サイトのような軽い気持ちで利用するサイトは男性の比率の高いところが多いですが、婚活パーティーや婚活サイトなどの婚活サービスになると男女比が同じくらいか男性有利になります。さらに年収や学歴の確認が入る結婚相談所になると、はっきりと女性の会員数が男性よりも多いところが増えてきます。
本気で「結婚したい」男性ほど、より本気で結婚したい人が集まる婚活サービスを使って、結婚相手を探すべきでしょう。そうした方が、男女比が男性有利になり、より理想の相手と結婚できる確率が上がるはずですから。
main image by:Brissa Aguilar
image1 by:anka nevasilyeva
image2 by:va_sfak