アラフォーのためのウェディングドレスの選び方。今だからこそ似合うドレスとは

ウエディングドレス姿の花嫁ほど、美しいものはありません。けれど、アラフォーを迎えた花嫁の中には、どんなドレスを選べばいいかと悩む人もいるのでは。今回は大人な花嫁に役立つドレス選びのコツを取り上げます。

かわいさよりも重視すべきなのは「凛とした女性らしさ」

女性であれば誰でも、若く美しく見られたいもの。アラフォーになって自分の年齢を気にする花嫁も「ブライダル雑誌で見掛けるフリルの付いたプリンセス風ドレスなら、若くかわいらしく見えるかも……」と期待してしまう気持ち、とてもよく分かります。

ですが確かに魅力的ではあるものの、プリンセス風ドレスは大人な女性の雰囲気とはマッチせず、チグハグな印象を与えかねません。残念ながら、避けた方が無難です。

代わりに、大人な花嫁には落ち着いたデザインのドレスがオススメです。「若々しいかわいらしさ」よりも「凛とした品の良さ」を出していく方が、かえって若々しく見えます。

シンプルで素材やシルエットにこだわったドレスの方が、年齢が気になり始めた花嫁には向いています。特に、スレンダーラインやマーメイドラインのドレスは、大人の落ち着いた花嫁にこそふさわしい逸品です。

どうしても、「フリルの付いたプリンセス風ドレス」が気になってしまうのなら、代わりにレースにこだわってみてはいかがでしょうか。洗練された透かし模様の入ったレースを使ったドレスを選べば、アラフォーな花嫁さんのウェディングドレスとしても恥ずかしくありません。華やかでありながら大人な雰囲気を身にまとえることでしょう。

とにかく試着！　魅力的なパーツを生かすか、コンプレックスを消そう

ウエディングドレスは普段着よりも、どうしても肌を露出することになります。そのため、「隠すよりも見せる」を意識すると、すてきなドレスが選べるでしょう。

誰でも1つは、自分の身体の中で自慢できるパーツがあるはず。例えば、顔まわりがほっそりしているのであれば、ハイネックのドレスがオススメ。自分の長所を客観的に見つめ、長所を強調できるドレスを選ぶといいでしょう。

どうしてもスタイルに自信がない場合は、コンプレックスに感じている部分を隠すのも悪くありません。二の腕を隠したいのであればオフショルダーや5分丈のドレスがいいでしょう。胸元がやや開いたVネックタイプのドレスにやや大ぶりのネックレスを合わせれば、容姿全体に向けられる視線をずらすことも期待できます。

デザインだけでなく、カラーにも注目！

ウエディングドレスのカラーといえば何と言ってもホワイトでしょう。ですが、実はドレスによって、同じ“ホワイト”でも少々色味が異なるのをご存じでしょうか。

大人な花嫁の場合、カラーは完全なホワイトよりも「オフホワイト」と呼ばれている黄味がかった色の方が肌なじみが良く、張りがあり美しく見えるのです。

あるいは、日焼けした健康的な肌があなたの自慢なら、より黄味がかったアイボリーシャンパンがいいでしょう。逆に色白の場合は、明るめのホワイトを選ぶと肌がきれいに見えます。

どれも同じ“ホワイト”で微妙な色味の差ではありますが、実際に着比べてみると肌映りの差に驚くと思います。

また、室内の蛍光灯の下では同じ色に見えても、日の光に当ててみると意外と色味の差がはっきり出ます。特にガーデンウエディングを予定しているのなら、外で着たときの見栄えを事前にしっかり確認しておきましょう。

どうしてもプリンセス風ドレスが着たいならお色直しを

ここまでに取り上げてきたようなドレスの方が大人な花嫁には似合うと頭では理解できたとしても、「それでもかわいらしいプリンセス風ドレスを着たい！」とあきらめきれない人もいると思います。それなら、お色直しをしてプリンセス風ドレスに着替えるのも1つの手です。二次会になったらプリンセス風ドレスに着替えるという選択も悪くはありません。

人生で1度限りのせっかくの結婚式です。思い残すことがないように、いろいろと工夫して素晴らしい思い出にしてください。