結婚したい男性の皆さん、「結婚するなら最低でも年収○○○万円ないと!」という婚活女性の声を聞き、「低年収だから結婚は無理か……」と諦めてしまってはいませんか?
実は、年収300万円もあれば十分に結婚は可能です。年収1000万円以上の男性が結婚できる確率と年収300万円前後の男性が結婚できる確率は、そう大きく違わないことも分かりました。
どうすれば結婚できるのか、年収300万円からの婚活術をご紹介していきましょう。
婚活するなら、年収300万円もあれば十分だった!
実際のところ、婚活女性はどれくらいの年収を結婚相手となる男性に求めているか、ご存じですか?
明治安田生活福祉研究所が2016年6月に公開した「20~40代の恋愛と結婚」というレポートによると、結婚相手となる男性の年収が「300万円未満」でも良いと考えている女性は20代:3.4%、30代:2.9%、最低「300~400万円未満」あればという女性は20代:27.1%、30代:18.2%でした。
つまり、年収300万円を少し上回る収入があれば、20代女性の30.5%、30代女性の21.1%があなたのことを結婚相手として考えてくれるのです。
国土交通省の「平成24年度 国土交通白書」に掲載されている20~30代男性の年収別婚姻・交際状況を見ても、年収が「200~300万円」の男性は14.6%、「300~400万円」の男性は26.0%が結婚していることが分かります。
年収が300万円もあれば、4~5人に1人は結婚していることに。婚活して結婚できる可能性は十分にあるわけです。
もっと言えば、確かに年収が増えると既婚率は上がっていくものの、既婚率が最も高い年収「800~1000万円」の男性でも既婚率は44.0%、「1000万円以上」に至っては既婚率27.9%です。「300~400万円」の男性が結婚している確率は26.0%ですから、「1000万円以上」の男性とそう大きくは違いません。
「年収が増えると既婚率は上がる」というのは確かな一方で、「年収が少ないと結婚できない」というわけでもないようなのです。
年収300万円で婚活、どんな心構えが必要?
それでもやはり、年収が少ないとチャンスが少なくなってしまうのも事実。少しでもチャンスを増やすため、あるいは巡ってきたチャンスを逃さないように、どんな心構えが必要なのでしょうか。
年収に自信がない男性に向けて、婚活を成功させるために覚えておいてほしいポイント5つを挙げていきます。
- 自分の年収が少なくても気にしない
- 共働き/共家事に備えよう
- 確率が低いなら、活動量でカバーしよう
- 都市部以外で婚活しよう
- 年上女性もターゲットにしよう
あなたが結婚するなら、ポジティブな女性とネガティブな女性、どちらがいいですか? ポジティブ過ぎる女性は困るかもしれませんが、ネガティブよりはポジティブな女性を好む男性は多いはずです。
同様に、あるいはそれ以上に、ポジティブで自信のある男性の方が、女性からはモテます。ですから、あなたが自分の年収に自信を持っていなくても、「年収300万円しかなくてさ……」といった具合に、女性の前でネガティブになると嫌われる恐れが高くなります。
「結婚相手の年収は多くなくてもOK」と考えている女性は、自分がそれなりに稼いでいるか、共働き前提の家庭生活を想定しているはず。そうした女性は、「強い男性」「稼げる男性」よりも「支えてくれる男性」「仕事を理解してくれる男性」「家事をしっかりできる男性」を求めていることでしょう。
年収に自信がないのなら、それ以外のところでアピールすること。結婚相手の仕事を応援して、結婚後は奥さんと同等かそれ以上に家事を頑張るようにしてください。
年収が多くない男性が婚活した場合、高年収の男性と比べてしまうと、女性からアプローチされる確率や連絡先交換をOKしてもらえる確率は高くないかもしれません。
それなら、あらかじめ「ダメでもともと」と覚悟しておいて、1度や2度の失敗は気にしないようにすること。どれだけ多くの女性がいたとしても、最終的に結婚できる女性は1人だけです。たとえ確率が低くても婚活の活動量を増やせば、きっといつか、あなたが結婚するたった1人の女性と巡り会えることでしょう。
あなたの年収を「相対的に高くする」という手もあります。それは、都市部で婚活するのを避けることです。
大都市圏で婚活すると、大手企業などで働く高年収の男性がライバルになります。けれど地方都市での婚活なら、大都市圏で婚活するよりもライバルになる男性の年収は控えめに。「年収300万円稼いでいれば、結婚相手として申し分ない」と考えてくれる女性は多くなるはずです。
「結婚するなら年下の女性と結婚したい」と考える男性は多いかもしれませんが、婚活を成功させる確率を上げたいのなら、年上女性もターゲットにしてみてはいかがでしょうか?
婚活中の30代女性の中には、会社の中でしっかりとした立場を築き、十分な年収を得ている人がたくさんいます。ただ、バリバリと働いている分、自宅に帰ったら心許せる男性に優しくしてほしいと望んでいる女性も多いはず。そうした女性は、結婚相手の男性に高収入を望んでいるとは限らないのです。
年収300万円で効果的に婚活するなら、どんなサービスがオススメ?
こうしたポイントを押さえて婚活するほか、どんなところに気を付ければ、結婚できる確率は高くなるのでしょうか。
重要なのは、婚活手段の選び方です。例えば、入会時に年収などを審査される結婚相談所は、入会条件を満たせないかもしれません。入会金も数万~数十万円ほどかかりますし、お見合いするたびに1万円前後の費用がかかります。あなたの年収が300万円前後なら、利用するのは避けた方がいいでしょう。
代わりに、婚活時にぜひ活用してほしいのが、婚活パーティーです。
婚活パーティーをオススメするのは、年収以外のところで勝負できるから。結婚相談所を利用すると女性側が「年収○○○万円未満の人は紹介しないで」と指定できますが、婚活パーティーに参加すると必ず女性と直接会って話ができます。
対面して会話する機会があるのなら、あとはあなたの頑張り次第。たくさんの女性と出会い、トークの経験を積んでいくことで、あなたとの結婚を真剣に考えてくれる女性を見つけ出してください。
また、すべての婚活サイトをオススメするわけではありませんが、婚活サイトを利用するのもいいかもしれません。年収に自信がない男性が婚活サイトを選ぶときは、「条件検索以外の機能でどれだけ出会えるか」にこだわること。「年収300万円の男性はお断り」という条件で検索する女性もいるでしょうから、条件検索しか相手を探せる手段がないサイトの利用は見送りましょう。
例えば、IBJが運営する「ブライダルネット」なら、日記を投稿することで“趣味や価値観”“人柄”といった面で女性にアピールできる「みんなの日記」、行きつけのお店情報から行動範囲が近い相手を探せる「みんなのマップ」といった機能があります。
こうした「年収以外のところ」で勝負できる婚活ツールを使いこなすことで、あなたにとってたった1人の女性と巡り会えることを祈っています。