年収1000万円を稼ぐ男性と結婚したい女性もいると思います。しかし、30代で年収1000万円を稼ぐ男性は、1.5%程度だと言われています。どんな婚活をすれば、年収1000万円を稼ぐ男性と出会えるようになるのでしょうか。
年収1000万円以上の男性は、どこにどれくらいいる?
転職情報サイトの「DODA」が発表した「平均年収ランキング2015(年齢別の平均年収)」によると、20代で年収1000万円以上稼いでいる人はわずか0.2%。30代でも1.5%しかいないそうです。
もちろん、1000万円稼いでいる男性が未婚のままとは限りません。魅力的な男性が多いはずですから、かなりの確率で既に結婚していることでしょう。
年収1000万円稼いでいる男性と結婚するのは、かなり難易度が高いことを十分に理解してもらえたかと思います。それでも年収1000万円稼ぐ未婚男性と出会いたいのなら、どこを探せば見つかるのでしょうか。
まずは1000万円稼げる職業を考えてみると、医師や一流企業でエリートコースに乗っているビジネスパーソンが挙げられます。他にも、外資系のコンサルティング会社や金融会社など、個人のパフォーマンスが業績を大きく左右する職業も、高年収の仕事として知られています。
そして意外と見落としがちなのが、中小企業の経営者や役員です。リクナビNEXTの調査「『30歳で年収1000万円稼ぐ人』の仕事、スキル、情報収集法」によると、実は30歳で年収1000万円以上稼いでいる人の52%が、従業員数100人以内の企業に勤めているのです。
中小企業庁の資料で確認してみると、中小企業に勤めている人の割合は69%。残り30%ほどの大企業勤務者の中に50%弱がいるわけですから、年収1000万円稼ぐ人を探すとき、確かに大企業で働いている男性の中から探した方が見つかりやすいことになります。
それでも、会社経営者や役員、成長著しい中小企業やベンチャー企業の主力社員など、会社をけん引している30代男性の中には、中小企業の所属であっても1000万円以上稼いでいる人はかなりいるわけです。人数が限られている30代の1000万円プレイヤーと出会う可能性を広げるためには、中小企業で働く男性も視野に入れておくべきでしょう。
年収1000万円男性が惹かれる女性はどんなタイプ?
これだけ人数が限られている年収1000万円を稼ぎ出す男性は、一体、どんな女性に惹かれるのでしょうか。
「容姿が良い」「育ちが良い」「人並み以上に家事ができる」などが想像できますが、実際は「学歴が同じくらいで対等に話しができる」「しっかりとキャリアを築いていて尊敬できる」といった要因を重視する男性も多いようです。
年収が高い男性ほど、20~30代のときにはがむしゃらに仕事をする傾向があります。その時期の夫を陰ながら支えてしっかりと家庭を守る女性、あるいは自分自身も彼と同じくらいバリバリ働く気概のある女性が、年収1000万円を稼ぐ男性に選ばれる女性だと言えるのではないでしょうか。
年収1000万円プレイヤーになる将来性に賭ける手も
年収1000万円を稼ぐ男性とはなかなか出会えず、出会えても結婚することは難しいと感じているのなら、将来性で選ぶという手もあります。
たとえ今は年収1000万円稼げていなくても、結婚してからそれだけ稼げる男性に育てていくというのも十分ありなのです。
先に紹介したDODAの調査によると、30代で年収1000万円の男性は1.5%程度でも、50代になると19.7%は1000万円プレイヤーになります。
将来性に賭けて、50代までに何とか年収1000万円に届いてもらいたい。こう期待するのなら、彼自身のビジネスパーソンとしての資質はもちろんですが、彼が今の業界・会社にいて、どれくらい稼げるようになるのかとチェックしておくことも大切です。
具体的には、上司や先輩の中に1000万円以上稼ぐ人がいない場合、どんなに頑張っても年収1000万円に届かないうちに頭打ちになる可能性が高いでしょう。そうであれば、彼に転職してもらうか、もっと別の業種・職種にキャリアチェンジしてもらうなど、何かを変えてもらわなくてはいけません。
こうして考えてみると、「年収1000万円稼げる男性と結婚したい!」と夢見ているだけでは夢のままで終わってしまいそうです。本気で年収1000万円の男性を夫にしたいのなら、女磨きをする、自分自身も一流のキャリアウーマンになる、「自分が夫を支えて育てるのだ」という気概を持つ、といった努力が必要になることを覚悟しておいた方がいいようです。