生活を豊かにしてくれるクレジットカードが破産を招くことも
クレジットカードや電子マネー、インターネットバンキングなどは、私たちの生活を豊かにしてくれます。現金を持たずとも、ショッピングを楽しむことができるようになりました。
生活の利便性が高まった反面、破産などの金銭トラブルに直面する可能性が高まったことは否めません。アメリカでは億万長者と言われる人でも、膨大な借金により破産を余儀なくされることもあるのです。
多くの人はお金の「数え方」は知っていても「使い方」は知らない
破産などの金銭トラブルに遭うのは、お金の「使い方」を知らないからです。多くの人は、お金の「数え方」は習っても「使い方」については教育を受けていません。
アメリカの高校を卒業した人のうち約半数は「お金を管理する準備ができていない」と感じているそうです。それに「お金の教育を受ける必要がある」とも感じているとか。
OECDのお金に関するガイドラインには、「お金のことは学校で教育すべきだ。その時期は早ければ早い方がよい」と書いてあるそうです。
お金で手に入らないものもある。お金に使われる前にお金の正体を知る努力を
『金持ち父さん、貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキ氏も「すべての人がお金を使う。それなのに、なぜ学校でお金について教えないのか不思議だ」と述べています。
お金は本来、価値を貯蔵化し、交換するための道具にすぎません。だから私たちは、お金に振り回されてはいけないのです。
お金で手に入らないものも世の中にはあります。「お金は万能ではない」ことを知り、行動することが必要です。
References : HEYAZINE