結婚式をするなら、大安や友引がいいと言われています。こうした結婚式やプロポーズに最適な吉日が2016年のいつやって来るのか、まとめてみました。

「大安」「一粒万倍日」「天赦日」って何？

まず、2016年の吉日をリストアップする前に、吉日にはどんな種類があるのか、簡単に説明しましょう。

大安：現在のカレンダーは月曜日から日曜日まで7つの曜日がある「七曜」ですが、昔は先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口という6つの曜日がある「六曜」を使っていたこともありました。この6つの曜日の中で、最も吉日とされたのが大安です。結婚式をするなら、「幸せを友にももたらす」という解釈もある友引もオススメ。

一粒万倍日：文字どおり、「一粒の籾（もみ）が万倍にもなる日」とされているのが一粒万倍日。何か新しいことを始めるのに良い日とされています。逆に、悪いことも万倍になると受け取れることから、この日に借金などをするのは厳禁です。

天赦日：こちらも、その名前が示すとおり、「天がすべての罪を赦す（許す）日」だと言われています。年に5～6回ほどしか訪れない大安や一粒万倍日よりも貴重な吉日です。

「大安」「一粒万倍日」「天赦日」はいつやって来る？

さて、説明が済んだところで、こうした吉日がいつやって来るのか、気になる2016年の吉日をリストアップしてみました。大安だけ、一粒万倍日だけといった吉日は比較的多いので、2つ以上の吉日が重なる日を選んでみました。

一粒万倍日×天赦日
7月11日（月）
9月23日（金）
12月8日（木）

大安×一粒万倍日
2月18日（木）※
3月1日（火）
4月15日（金）
4月27日（水）
6月5日（日）
6月17日（金）※
6月29日（水）
10月15日（土）
10月27日（木）
12月5日（月）
※マーク付きは、物事を始めるのには良くないとされる不成就日でもある。

こうして見ると、結婚式を開くのに都合のいい土曜・日曜で2つ以上の吉日が重なるのは、6月5日と10月15日だけだということが分かります。

縁起を大事にしたいカップルは、今のうちから、この日で会場を予約しておくべきでしょう。

image by:Heather Curiel,Koman,Caroline Tran