LINE流出は他人事でない!?  4人に1人は恋人スマホを盗み見してた!

LINE流出は他人事でない!?  4人に1人は恋人スマホを盗み見してた!

ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんとベッキーさんの不倫交際を明らかにしたのは週刊文春に流出したLINE画面でした。こうした事態は私たちにも起こり得るものなのか、考えてみました。

LINEの画面を恋人/配偶者に見られた!――こうした事態は起こり得るのか

世間を騒がせている川谷絵音さんとベッキーさんの不倫騒動。2人の関係が明るみに出たのは、2人がやり取りに使っていたLINEのチャット画面を、週刊文春が掲載したことがきっかけでした。

LINEの画面を見るに、流出元は恐らく川谷さん側のスマートフォン。そもそも恋人/配偶者のスマートフォンを見ようとする人はどれくらいいるのか、盗み見られるのを防ごうという意識を持っている人はどれくらいなのか、技術的にどうすればパスワードを突破できるのか、といった点を調べてみました。

恋人の携帯をチェックするのは、男性18%/女性26%

机の上の携帯

川谷絵音さんとベッキーさんの不倫騒動にも当てはまるように、携帯電話/スマートフォンに残っていたメールやLINEの履歴をチェックして、「恋人がトイレに行った隙に、携帯電話のメールをチェックしたら、別の女と連絡を取り合っていた!!」と修羅場へと発展してしまうケースは、これまでにも聞いたことがある話です。

こういったケースはどれくらいの確率で発生するものなのでしょうか。

オープンサイトが運営する「恋愛図鑑」によると、交際相手の携帯電話をチェックしたことがあるのは、男性で18%、女性で26%。どうしても恋人のすべてを知りたくなってしまうのか、ついついチェックしてしまう女性が多いようです。

そもそも、二股や不倫などをしていなければ、そこから修羅場につながることはないわけですが、おおよそ4~5人に1人くらいは恋人の携帯電話/スマートフォンをチェックしたくなるものだということは頭の片隅に置いておいた方が良さそうです。

スマホのスクリーンロック機能、使っているのは31.7%だった!?

とはいえ、恋人/配偶者にスマートフォンを見られても、パスワードで保護していれば済む話です。ところが、自分のスマートフォンをパスワードで保護していない人が、意外と多いようなのです。

ジャストシステムが発表した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2016年1月度)」によると、「スクリーンロックを設定している(パスワードによる画面ロック)」のは31.7%。それほど多くないことが分かりました。

しかも、パスワードで保護していても、相手の見ている前でパスワードを打ち込んだりしていたら意味がありません。同調査によると、「スマートフォンを他人に見られないために、肌身離さないようにしている」のは15.8%、「スマートフォンを他人に見られないために、専用のアプリを入れている」のは6.3%、「専用のアプリを使用して写真や動画にロックをかけたり、隠したりしている」のは7.7%と自分のスマートフォンを盗み見られないように対策している人は、ごくわずかなようです。情報流出のリスクを意識している人は少ないようですから、恋人/配偶者の前で、隠さずパスワード入力している人が大多数でしょう。

意識していても、“クローンiPhone”で盗み見られるかも!?

携帯

さらに、川谷さんとベッキーさんのケースでは、スマホをパスワードで保護していたとしても防げなかった可能性があると指摘されています。

具体的な手段としては、「気付かれないうちに遠隔操作用のアプリを仕込んでおいた」「“クローンiPhone”を利用した」などが挙げられています。

このうち、私たちにとっても盲点になりそうなのは“クローンiPhone”。iTunesを使ってiPhoneのデータを同期・バックアップしている人は多いかと思いますが、その同期・バックアップされたデータを、別のiPhoneにコピーしてしまうのです。

“クローンiPhone”をつくるやり方も簡単。まずは恋人/配偶者がPCやMacを使ってiPhoneのデータをバックアップしているのなら、その恋人/配偶者がPCやMacを立ち上げたまま離席した隙を狙って、恋人/配偶者のiPhoneをPCやMacにつなぎます。そして、iTunesのバックアップ画面が起動したら「iPhoneのバックアップを暗号化」を選択。それから自分の用意したiPhoneをつなぎ、暗号化バックアップしたデータをコピーして「バックアップから復元」するのです。

そうすれば、恋人/配偶者のLINEを使ったやり取りを、“クローンiPhone”から監視できるように。川谷さんとベッキーさんのケースでも、クローンiPhoneが利用された可能性があると指摘されています。

いずれにせよ、二股・不倫といった間違った選択をしないことが1番。自分でもどうしようもないほど燃え上がってしまったのなら、きっちりと“卒論”を提出して、“卒業”を認めてもらうことが重要なのではないでしょうか。

References : オープンサイト , マーケティングリサーチキャンプ
LINE流出は他人事でない!?  4人に1人は恋人スマホを盗み見してた!