「30代男性で年収400万円」というと、今のご時勢、「普通の年収」と感じる方が多いのではないでしょうか。ところが婚活パーティーなどに参加すると、女性の反応が芳しくないと悩んでしまう男性もいるようなのです。
50%の女性が男性には年収600万円以上を求めていた
IBJの婚活総研が調査したデータによると、女性の50%が「女性が妊娠・出産後にアルバイト・パート勤務する場合の年収の理想」として、夫側の年収について600万円以上を挙げています。
600万円以上とはなかなか高額ですが、女性にしてみれば「普通の出会いなら年収を聞いて交際するかどうかを判断することはないけれど、婚活パーティーなどで年収を聞けるというのなら、できるだけ高年収の人を選びたい」というのが本音なのではないでしょうか。
では年収が600万円に満たず、400万円台の男性が婚活をする際には、圧倒的に不利になるのでしょうか?
そんなことはありません。私自身、女性の立場から意見させてもらうと、「いくら稼いでいても、性格が悪かったり、家事に非協力的であったりしたら、一緒に暮らすのはきついよね」と考える女性がほとんどです。
確かに高年収の男性と比べれば、チャンスの数は減ってしまうかもしれませんが、結婚できる可能性は十分にあります。女性への思いやり、家事に協力する姿勢など、あなたの魅力を前面に出して女性にアピールしていきましょう。
将来の家庭像をイメージしておいて、共有・理解してくれる女性を選んで
ただ、30代で年収400万円の男性が結婚したいのなら、結婚した後の家庭生活をある程度はイメージしておいてください。
年収400万円ぐらいあれば、それほど贅沢をしなければ、夫婦2人、子供1人くらいなら十分な生活ができると思います。けれど、「子供を私立の有名校に通わせたい」「3人育てて、全員を大学まで進ませたい」と考えているのなら、厳しい生活を送ることになってしまうかもしれません。
そうした将来への展望を、ある程度頭に入れておきましょう。中には、そういった展望を持たずに結婚相手を探している女性もいます。将来の家庭像が大きく違っているまま結婚すると、お互いに対する不満が高まってきてしまうかもしれませんから、ビジョンを共有・理解してくれる女性を選ぶようにするべきではないでしょうか。