結婚相談所を比較しながら選ぶとき、「どこの結婚相談所がいいのだろうか」と迷うこともあるかもしれません。そんなときは、各相談所が加盟している「結婚相談所連盟」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
結婚相談所連盟とは?
仲人役のコンシェルジュが、未婚の男女の仲を取り持ち、お見合いをアレンジしてくれる結婚相談所。日本各地に点在し、全部合わせると約4000社もあるそうです。
どの結婚相談所も個別に活動しているように見えますが、実はたいていの結婚相談所は1つ以上の“連盟”に加盟しているのです。
“連盟”とは、たくさんの結婚相談所をまとめた集合体のようなもの。今回は、結婚相談所と連盟がどのように関わっているのか、どんな連盟があるのかなどを紹介します。
小さい結婚相談所でも、連盟の会員すべてとマッチングできる
「小さな結婚相談所に入会すると、出会える相手の数が少ないのでは……」と思われがちですが、結婚相談所の規模と出会える人数にはあまり関係がありません。
重要なのは相談所の大きさではなく、相談所がどの連盟に加盟しているか。そして、どれだけ多くの連盟に加盟しているかです。
どの結婚相談所も、自身が加盟している連盟全ての会員に利用者を紹介できるようになっています。ですので、大きな連盟に加盟していたり、複数の連盟に加盟していたりする結婚相談所を利用すれば、多くの出会いの機会に恵まれるわけです。
会員数5万7000人以上の連盟も
連盟の例を挙げると、「日本結婚相談所連盟(IBJ連盟)」「良縁ネット」「日本ブライダル連盟(BIU)」「日本仲人連盟(NNR)」などがあります。
これら4つの中で最も大きいのは、日本結婚相談所連盟(IBJ連盟)です。東証一部に上場するIBJが運営し、全国44都道府県にある1257以上の結婚相談所が加盟しています。
会員数は5万7000人以上。毎月2000人を超えるペースで新規会員が増えています。さらに、毎月1万組以上のお見合いが成立しているそうです。
結婚相談所選びの際は、他の要素とともに連盟もチェック!
とはいえ、会員数が多いからといって必ずしも運命の相手に出会えるとは限りません。選択肢が増えることで、かえって「もっと理想的な相手がいるのでは」などと迷ってしまい、決められなくなる人もいます。
そのため、結婚相談所への入会を検討する際には、担当コンシェルジュを信頼できるか、サポート体制など、その他のさまざまな要素を考え合わせる必要があります。どの要素が自分に必要かは人それぞれですので、いくつかの結婚相談所を比較するといいでしょう。
その際にはこの記事を参考に、ぜひ「どの連盟に加盟しているか」も1つのポイントとしてチェックしてみてください。