男性が結婚相手を探すとき、自分より収入のある女性だと意外と尻込みしがち。最近は社会で活躍して年収が高い女性も増えています。そのため女性も自分の年収に合わせて、婚活戦略を考える必要があったのです。
婚活適齢期の女性の平均年収は?
婚活では、男性の年収が注目されることが多いですが、実は男性も女性の年収を気にすることが多いのです。
婚活している女性の年収分布はどうなっているのか、婚活サイト「ブライダルネット」で活動している会員データを見てみましょう。
1位:年収300万円以内 42.0%
2位:年収300〜400万円 35.2%
3位:年収400〜500万円 15.7%
こうした婚活女性の年収事情を踏まえて、年収帯別に婚活戦略を考えていきましょう。
年収300万円の女性の婚活戦略は?
まずは年収300万円以内の女性が婚活するとき。これくらいの年収であれば、婚活していて特に何かを気にする必要はありません。
専業主婦を希望しているなら、高年収の男性をターゲットにするのもいいでしょう。ただし、あからさまな高年収狙いのアプローチは避けるべき。高年収の男性の中には、年収やお金のことばかりを質問されるのを嫌う人もいます。「この女性、お金が目当てかも」と思われると、お断りされることになるでしょう。
「年収が○○○万円もあるなんてすごいですね」といった褒め方はNGです。具体的な仕事での実績、信頼される人柄など、相手の内面に注目するように意識してください。
そして「高年収だから」という理由だけで結婚する相手を決めないでください。価値観・金銭観が同じで、一緒にいて心地よく過ごせる男性を求めること。そんな心掛けが幸せな結婚生活を近付けてくれるはずです。
年収400~500万円の女性の婚活戦略は?
年収400〜500万円の女性には、会社の戦力として活躍し、結婚しても仕事を続けたいと希望する女性が多いでしょう。そのため結婚後は、共働きしたいと望んでいると思います。
「結婚しても共働きして、自分も働きたい!」と考えているなら、あまりに高年収の男性にはアプローチしない方がいいかもしれません。高年収の男性は仕事が忙しく、「家庭は妻に任せたい」と考えている人が多いです。「専業主婦になって」と求められるかもしれません。
結婚後も仕事を続けたいなら、同じくらいの年収の男性を中心に探すこと。“共働き”と“共家事”を受け入れてくれるパートナーを探しましょう。
年収600万円の女性の婚活戦略は?
年収600万円の女性になるとキャリアもあり、「仕事を続けたい」と強く希望しているのではないでしょうか。
そんな女性が「尊敬できる男性と結婚したい」と思って、同じくらいの年収を稼いでいる男性にアプローチしてみると、大苦戦するケースが実は多いようなのです。
600万円前後の年収がある婚活男性には、若い女性、魅力的な女性からのアプローチが多く、競争が激しくなります。その中から、確実にあなたを選んでくれる保証はないわけです。しばらく婚活してみて「このままでは結婚は難しいかも……」と感じ始めたら、次のような男性もターゲットに入れてみてください。
- 自分よりも年収が低い年下男性
- 年上の高収入男性
- 仕事を理解し合える同業種・同職種の男性
マイペースな年下男性か、包容力がある年上の夫、仕事に理解のある同業種・同職種の夫を求めることで、結婚後も幸せな生活を送れるようになるはずです。
年収800万円の女性の婚活戦略は?
年収800万円の女性が婚活して同じくらいの年収の男性を探すのは、かなり難しいことになります。
年収600万円の女性の婚活戦略として紹介したように、早い段階から年下・年上の男性、同業種・同職種の男性へアプローチした方がいいかもしれません。
あるいは経済的には余裕があると思いますから、ハイステータスな男女が集まる結婚相談所やハイステータスが参加条件の婚活パーティーを積極的に利用してみてください。
年収800万円クラスの女性は、きっと仕事ができて人間的にも魅力がある人ばかりでしょう。けれど、人間的にも魅力があり過ぎるだけに、引け目を感じてしまう男性も多いのです。
ですから、1~2度くらい失敗してもめげないこと。チャンスが少なければ複数の婚活サイトや結婚相談所に登録して、婚活パーティーへの参加を増やすなど、活動量を増やすことで運命の相手と巡り会える可能性を上げてください。
年収1000万円の女性の婚活戦略は?
年収1000万円の女性は、年収800万円クラスの女性以上に、一般的な婚活パーティーに参加してもなかなかマッチングが難しいのが現状です。年収800万円の女性以上に、自分から積極的にアプローチするように心掛けてください。
女性の方から「積極的にアプローチするように」とお伝えしたのには、実は理由があります。女性もそうでしょうが、男性も相手の方から積極的にアプローチされると悪い気はしないのです。
「こんなに年収が高い女性と交際してもいいのかな?」とためらっている男性も、女性の方からアプローチされると「相手が望んでいるのだから」と言い訳できるようになり、OKしてくれる確率が高くなります。
年収1000万円ある女性は、かなり仕事が忙しいはず。婚活する時間は限られているかもしれませんが、何とか時間を確保して、気になる男性がいたらあなたの方から積極的にアプローチしていきましょう。
このように男性と同様、女性の年収も婚活の成否を大きく左右します。年収が高いほど有利になる男性に反して、女性は年収が低い方が有利になる傾向があります。キャリアと年収のある女性は、しっかりと婚活戦略を考えて婚活に挑みましょう。