婚活では男性なら公務員や医師、女性なら保育士や看護師が人気の職業ですが、その分、競争率が高いのがネックです。それなら男性も女性の医者、つまり「女医」を狙ってみては。女医が意外と狙い目な理由を解説します。
意外と生涯未婚率が高い!? 特殊な「女医」という職業
婚活パーティーなどでモテモテの男性医師に対して、「女医はモテない」と言われています。メディアで活躍している女医を見ると華やかなイメージがあり、一見モテそうに感じますが……。実際のところはどうなのでしょうか。
2012年の「就業構造基本調査」(総務省統計局)を基に、武蔵野大学・杏林大学兼任講師の舞田敏彦氏が算出したデータによると、男性医師の生涯未婚率は2.8%、女性医師の生涯未婚率は35.9%ということです。なんと、女医の生涯未婚率は男性医師の12倍以上。生涯未婚の女医は3人に1人という衝撃的な数字なのです。
ちなみに職業を限らずに男女別の生涯未婚率を見ると、男性20.1%、女性10.6%。女性の平均値は10.6%なのに、女医に限定すると35.9%になるのはなぜなのでしょうか。
なぜ女医はモテない!? 結婚と縁遠い理由とは
女医がモテない理由を考えてみると、次の3点が主な理由になりそうです。
- 多忙過ぎるから
- 収入や学歴の格差が男性を遠ざけるから
- 女性としても魅力を感じにくいから
医師という職業は不規則で多忙のため、出会いの機会が限られています。男性の医師は病院で女性看護師との出会いもありますが、男性看護師は少ないのが現状です。仕事が忙しく、職場での出会いも少ないのであれば、女医は恋愛や結婚のチャンスが少ないわけです。
厚生労働省のデータによると、勤務医の平均年収は1479万円、開業医は2458万円です。一般企業に勤める男性と比べると、その差は歴然です。
さらに当然のことながら、医者は高学歴。パートナーになることを考えたとき、男性は自分の収入や学歴と格差があると、物おじしたり、プライドを傷つけられたりすることが多いのです。
地位も収入も高いとなると、プライドも高くなる女医は多いことでしょう。その上、精神的にタフで自己主張が強いと、男性が「守ってあげたい」と思うには程遠い性格になってしまいます。男性としては、女性の魅力を感じにくくなってしまうわけです。
専業主夫も視野に!? 女医を狙うときの心得
本気で女医と結婚を考えるなら、パートナーになる男性にはどのような努力が必要なのでしょうか。婚活パーティーで女医を狙う前に、知っておくべきことを確認しておきましょう。
- 妻の仕事を理解して家事は夫が引き受ける
- 何があっても卑屈にならない
勤務医であれば、女医の勤務スケジュールはシフト制で不規則になります。救急で病院に呼ばれることもあり、しっかり家事ができる日の方が少ないでしょう。
家事の大半を夫の役目にする、専業主夫になっても良いと考えるなど、男性が主体になって家事を引き受ける家庭を築いていけば、結婚生活もスムーズに進むはずです。
女医を妻に迎えた後、収入や学歴の格差を目の当たりにすると、卑屈になってしまう夫も少なくありません。毎日たくさんの人を救っている医師の妻を尊敬する心を忘れずに、感謝の気持ちを持って結婚生活を楽しみましょう。
婚活では非モテでも、女医と結婚するメリットも
男性の医師がモテるのとは裏腹に、実は婚活に苦労している女医。ここまでは、女医がモテない理由を紹介しましたが、中には真逆の性格を持つ方もいるかもしれません。
また恋愛・結婚相手として魅力を感じにくい男性が多いのだとしても、人間的な魅力にあふれた女医の方は多いと考えられます。家計の心配はなくなりますし、あなたの健康面にもいろいろと気を配ってくれるかもしれません。
今まで女医はノーマークだった婚活中の男性は、1度女医に注目してみましょう。もしかしたら、今までよりも婚活がスムーズに進むかもしれませんよ。