婚活に必要な「独身証明書」。どうやって取得すればいいの?

婚活に必要な「独身証明書」。どうやって取得すればいいの?

婚活サービスを利用するとき、必要になることがある「独身証明書」。2000年にできたばかりで、婚活に使うケースがほとんどの公的書類です。その内容や請求方法などについて紹介します。

独身であることを証明してくれる「独身証明書」

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婚活では、自分もお相手も独身であることが必須条件。独身であることを証明するため、きちんとした婚活サービスでは「あるもの」の提出を求められることがあります。

その「あるもの」とは、「独身証明書」。正確には「結婚サービス・結婚相談業者提出用証明書」と呼ばれるもので、自分が独身であることを証明してくれる公的書類です。その内容や請求方法など、皆さんはご存じでしょうか?

婚活サービス向けに、2000年に登場した公的な証明書

独身証明書には、氏名、生年月日、本籍地(市区まで)、そして「〜上記の者が婚姻するに当たり、民法第732条(重婚の禁止)の規定に抵触しないことを証明する」という内容が記載されます。

以前は戸籍謄本・抄本でしか、独身であることを公的に証明できませんでした。しかし、それでは多くの個人情報を見られてしまい困る人もいるので、2000年からできた新しい証明書なのです。

婚活サービス以外では、国際結婚をする人が証明書として利用することがあるそうです。

独身証明書の請求の仕方

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独身証明書は、市区町村の役所で発行してもらうことができます。ただし、場所は「本籍があるところ」です。

普段あまり意識しない本籍地ですが、婚姻届を出す際にも書く必要がありますから、分からない場合はこれを機に調べておくといいでしょう。

本籍地の確認方法は、ちょっと手間は掛かりますが簡単です。住民登録をしている地域の市町村区役所へ行き、住民票を発行してもらうと、本籍を確認できます。

独身証明書の発行には、免許証やパスポートなどの身分証明書(本人確認書類)が必要です。「本籍地が遠い」「忙しくてなかなか役所に行けない」といった人は、郵送での請求もできます。

その場合には、「申請書」「身分証明書のコピー」「発行手数料分の定額小為替(300円程度)」「返送用封筒(自分の住所を書いて82円切手を貼る)」などが必要です。

必要書類、発行手数料、手続き方法などは自治体によって異なるので、それぞれの役所の公式サイトや電話などで確認してください。

婚活サービスを使ってお相手を探す際に、独身証明書を登録しているか否かということは大切な判断材料のひとつになります。

別の視点から考えると、独身証明書の登録が必要な婚活サービスは、登録時に多少手間が掛かっても、その分、安心して利用できるサービスだと言えるでしょう。

多少面倒ではありますが、お相手に安心を与えるためにも、婚活を始めるときにはぜひ独身証明書を取得しておくようにしてください。

References :
婚活に必要な「独身証明書」。どうやって取得すればいいの?