婚活して交際相手が見つかるのは2割どまり!? 「婚活疲れ」に要注意
素敵な出会いを求めて活動する婚活。2009年に東京大学社会科学研究所が22~42歳の独身男女を対象にした調査では、45%が過去1年間で何らかの婚活をしていたそうです。
ただ、そのうち結果が出たのは、積極的に活動した人でも女性で19%、男性で35%という結果になりました。
活動を続けて結果が出ないと、気持ちは落ち込んでいき、中には婚活を辞めてしまう人も……。そんな「婚活疲れ」に陥らないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
婚活疲れを防ぐには。事前にどんな準備をすべき?
婚活疲れを防ぐポイントは3つです。
ポイント1:出会いの期限を決める
婚活が長引くとモチベーションが下がってしまい、結婚相手に何を求めているのか、分からなくなってしまうこともあります。
条件を広げたり変えたりしながら、期限までにいろいろな人と会い、その中で最も良いと「ビビッときた」人を選んでみてはいかがでしょうか?
ポイント2:自分自身を知る
婚活疲れをしやすいタイプは、普段の自分とは違ってしまうのに「相手に合わせようとしすぎる人」、「婚活で好まれそうな外見・性格・言動に無理して合わせようとする人」だそうです。無理をして自分が変わろうとするのではなく、自分自身を知って、ちゃんとアピールできるようにしてみましょう。
自分自身を知れば、どんな人が自分に合っているのかを理解することもできます。
ポイント3:既婚者にアドバイスをしてもらう
できるだけ自分と環境が似ている既婚者にアドバイザーになってもらいましょう。年齢が近かったり、平日休みでデートの予定が立てづらかったり、一人っ子だったり――と、自分と同じような境遇にいて、結婚にたどり着くまでの悩みを理解してくれる既婚者の存在は心強いものです。
婚活疲れを感じ始めたら、試してみたい対策法
それでももし婚活疲れを感じてしまったら、こんな対策を取ってみてはいかがでしょうか?
対策1:期限を決めて婚活を休む
1カ月でも3カ月でも期間を決めて婚活を休み、趣味に時間を費やしたり、友人と旅行に行ってみたりしましょう。力の入っていないときに、いい出会いに恵まれることもあります。
対策2:自分の趣味や関心のあることの集まりに参加する
趣味や関心を持っていることの集まりやサークル活動に参加してみましょう。同じ趣味・関心を持った相手との新しい出会いがあるかもしれません。出会いがなくても楽しい時間が過ごせます。
対策3:自分自身をもう1度見つめ直す
自分自身を知ることは、婚活を始める前の準備としても大切だと説明しました。婚活を続けていく中で、「自分自身を見失っていないか」ともう1度考えてみてはいかがでしょうか?
対策4:毎日の“ホッとする時間”を大切にする
例えばお気に入りの入浴剤を使ってみたり、かわいいパジャマにしてみたりと、1人で“ホッとする時間”を大切にしましょう。ゆっくりと休んでエネルギーを養えば、婚活疲れも吹き飛んでしまうかもしれません。
対策5:婚活仲間と情報交換
もし「婚活が上手くいかない」「私はダメなのかもしれない」と感じ始めたら、婚活仲間で集まってみてはどうでしょうか。励まし合ったり愚痴を言い合ったりしてリフレッシュしましょう。
(引用:東京大学社会科学研究所 パネル調査プロジェクト)
(image by:Little_Li、Gregory Klein)