婚活でお見合い/初デート! ところでどんなことを話題にすべき?
お見合いのとき、初デートのとき、あなたならどんな話題を選びますか? 自分の仕事のこと、趣味のこと、地元のこと、家族のこと……。いろんな選択肢がありますよね。
けれど、「前日まではアレコレ思い浮かんでも、当日は緊張して何も出てこなかった……」「話し下手だから、あんまり盛り上がらずに終わってしまった……」なんていう失敗談もよく聞きます。仕事が営業職で普段からよく話していたり、合コンで場慣れしていたりしないと、なかなか思いどおりには話せないかもしれません。
それなら、就職活動の面接対策で「こんな質問が来たら、こう返す」と準備していたように、婚活でも話す内容を事前にある程度まとめておいたらどうでしょうか。トークに自信がない人でも、そうしておけば安心して本番に臨めると思いますよ。
そして当日話す内容を考えておくのなら、押さえておいてほしいポイントは「楽しい気分になること」「共感しやすいこと」を話題にすること。誰だって愚痴ばかり話す相手より笑顔で楽しいことを話してくれる相手に好意を持ちますよね。また、さまざまな調査から、結婚相手を選ぶときには「価値観が同じこと」を重視する傾向があると分かっています。
その2点を踏まえ、ここからはお見合い/初デートのときに取り上げたい3つの話題をご紹介していきましょう。
次への布石にも。まず外せない「好きな料理/スイーツ」
まずお見合い/初デートのときに外せないのは、「好きな料理/スイーツ」の話題。本を読まない人、旅行に行かない人はいても、食事をとらない人はいませんよね。女性には「食べることが好き!」という人も多いので、スベる確率は極めて低いです。
でも「好きな料理/スイーツ」にしても、いろいろな切り口があります。その中でも筆者がオススメしたいのは、相手が興味を持ってくれそうな料理店/スイーツショップについて話すこと。メディアなどで取り上げられているお店や、あまり知られていないけど自分が好きなお店など、相手が「行ってみたい!」と思ってくれそうなお店を紹介していきましょう。そうして話を進めながら、「洋食と和食のどちらが好き」「どんな雰囲気のお店が好き」といった情報を集めて相手の好みを探っていくんです。
最終的には、「きっとこの店は気に入ってくれると思うよ」と次回誘うときに連れて行きたいお店を紹介して、「行きたい!」と思わせることが狙い。さまざまな恋愛本でも取り上げられているテクニックなんですが、「デート行こう!」と直接誘ってもOKしてくれない相手でも、「あのお店に行きたい」という気持ちを盛り上げておいて、オマケでデートのOKをもらおうという作戦です。
「そんなこと言われても、あんまり外食しないよ」というあなた。お見合い/初デートまで、まだ時間がありませんか? 大切な伴侶を見つけるための婚活には手を抜かず、平日夜や休日などで空いている時間を見つけて、女性が好きそうなお店に何軒か足を運んでみてはどうでしょうか。
「芸能人」は誰が好き? 「テレビ番組」についてどう思った?
最近はテレビをまったく見ない人が増えてきているとはいえ、それでも暇なときくらいはテレビを見ている人は多いはずです。「AKBの推しメンは?」「嵐の中では誰が好き?」など、「芸能人なら誰が好きか」といった話題も悪くありません。
すると、「とにかくイケメン/美女が好き」「いい人っぽい人がいい」「味のある個性派が実は好み」といったように、その人が“どんなタイプの人を好きになるか”が分かるはずです。ストレートに「これまでどんな人を好きになりましたか」と恋愛対象を質問するのはどうかと思いますが、「好きな芸能人」を通じて相手の好みをつかみ、脈があるかどうかを探ってみてはどうでしょうか。
また、注目のドラマのことを話題にすることもオススメです。少し前では『あまちゃん』や『半沢直樹』、今クールでは『アイムホーム』『ようこそ、わが家へ』『まれ』などの注目作をチェックしておいて、ドラマの感想を話し合ってみてはどうでしょうか。相手と年齢が近いのなら、学生時代に好きだったドラマの話でもいいでしょう。「どんなタイプのドラマが好きか」「ドラマのあのシーンについてどう思ったのか」といった話を聞くことで、相手の考え方・価値観がもっとよく分かってくると思いますよ。
自分の「家族」のことをおもしろく、けれど大切に語ろう
最後に、婚活のときに必ず話題に入れてほしいことがあります。家族のことです。エキサイト恋愛結婚が実施したアンケートによると、相手のことを深く知りたいとき、男性の40.5%、女性の54.8%が「家族の話」をしたいと回答しています(※1)。
その人がどんな親の影響を受けて育ったのか。どんな家庭を築いていきたいのか。そういった夫婦生活を送っていく上で欠かせない情報を集められるのが家庭の話題です。自分が求めている家庭像を現実のものにできるかどうかを確認するためにも、積極的に家族の話はしておきましょう。
また、誰にでも1つや2つは「家族の○○がやらかした鉄板の笑い話/失敗談」はありますよね。自分が思わず笑ってしまった出来事を話せば場を盛り上げられますから、そんな意味でも家族のことについて触れておいてほしいんです。
ただ、家族の話をするときに気を付けてほしいのは、家族の悪口を言わないこと。自分の親・兄弟について本気で悪く言う人は、将来、家庭を持ったときにも奥さん・子供のことについて悪口を言うかもしれないと思われてしまいます。「ホント、愛すべき困った人ですよ」と愛のあるダメ出しはOKですが、くれぐれも本気の悪口にはならないように注意しましょう。