欧米人と比べると、日本人は男性も女性も恋愛下手だと言う人もいます。特に女性の場合は意中の相手とつき合えても、「長く続かない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな女性の悩みを解決してくれる恋愛指南本『銀座No.1ホステスの大切な恋の続け方』(大和書房)が、先日出版されました。
著者は、銀座でNo.1ホステスとして活躍するかたわら、心理カウンセラーとして多くの女性の悩み相談に応えている水希さん。彼女のもとに寄せられる悩みは、「彼氏との関係が長続きしない」というものが多いのだとか。
水希さんはそうした悩みに、どんなアドバイスをしているのでしょうか。
恋愛が長続きしないのは、相手に何も与えていないから
水希さんによると、恋愛が長続きしない女性は「自分が欲しがってばかりで、男性が欲しているものを何も与えていない」か、「男性が欲しているものを与えているつもりでいても、実際には全く与えられていない」そうです。
水希さんの著書では例として、ダイエット、ファッション、メイク、エステなどの自分磨きに励む女性が紹介されています。そしてその女性は「あなたのためにキレイになる努力をしているのに、何で私を愛してくれないの?」と彼氏に不満を抱いているのです。
彼女はなぜ恋愛がうまくいかないのでしょうか。それは、愛されたいという願望が強過ぎて、相手に何も与えていないことに気付いていないからです。
彼女は「自分がキレイになること」が「相手が欲していること」だと考えているのでしょう。しかし、彼女の彼氏にしてみれば、そんなものは自分が欲したものではないのです。
ちょっとした心遣いで、好きな男性を“特別扱い”に
水希さんは、相手が欲しているものを誤解して失敗する例も挙げています。
男性に何かをプレゼントするとき、恋愛下手な女性は自分が好きなものを贈りがちです。しかし、男心をつかみたいのなら、相手が欲しがっているものを想像して、プレゼントしなければならないと指摘します。
水希さんいわく、男性が本当に欲しているのは、自分が特別扱いされること。自分が特別扱いされているかどうかを、男性は女性のちょっとした心遣いから感じとるのだそうです。実際に水希さんは、自分の彼氏に対して次のことをしてあげていました。
「私のプライベートの恋愛では、きれい好きの彼氏だったので、遊びにいくと化学ぞうきんで隅々までホコリをとってあげたり、トイレをピカピカにお掃除してあげたり、洋服をたたみ直して、整理ダンスに入れ直してあげたり、彼が大好きな状態のお部屋にするお手伝いをするようにしました」
「彼氏との関係が長続きしない」「自分は努力しているつもりなのにふられてしまう」という方は、『銀座No.1ホステスの大切な恋の続け方』を読んでみては? 今一度、自分が相手に何か与えられているのか、考えてみてくださいね。