距離感コントロール方法その1「片思い中に距離を縮める」
“好きな人と付き合いたい”そう願うのは恋する誰もが思うこと。付き合うためにデートに誘う必要がありますが、その前に確認しておくべきことがあります。
それは相手との関係性。人と人の関係は大きく分けて4つのジャンルに分けられるのです。もっとも親密なのは家族や恋人、次は友人、学校や会社などの知り合い、そして最後は見知らぬ人。
例えば、好きな人が会社の同僚だとしたら、2人の関係は知り合い程度になります。ここから友人関係を築き、恋人になるステップを踏む必要があるのです。同僚であれば仕事の相談などを理由に複数人で飲みに誘ってみることから始め、少しずつ友人関係になっていきましょう。
そして相手の反応を見ながら、2人の時間を作ることができればベター。ここで注意したいのは、2人になることに拒絶反応を見せたら、そこから無理には迫らないこと。拒絶状態では近づこうとすればするほど、相手は恐怖を覚えます。しかし、傷つけ合うのが怖くて長い間踏み出せずにいると、親友になる可能性もあるのでご注意を。そのさじ加減は相手の反応を見て、良いタイミングを掴む瞬発力も恋には必要です。
距離感コントロール方法その2「付き合いはじめ」
「付き合いはじめた途端に相手の態度が変貌した」という話を聞いたことはありませんか?これは付き合い始めたことに安心していたり、付き合うまでがゴールだったり、どちらにせよ相手が自分勝手なケースです。
また、付き合いはじめてすぐに自分の部屋に誘った彼に、引いてしまう女性も少なくありません。これは男女の性質の違いで、男性は物理的に、女性は精神的に距離を縮めようとするため。性質が違うからこそ、お互いに歩み寄り、譲り合える関係を築くことが大切です。好きな相手の気持ちを大切に進めていきましょう。
距離感コントロール方法その3「長い付き合い」
長い付き合いになると、自然と付き合いはじめとは全く違う距離感になっていきます。付き合いが長くなればなるほど安心感が増し、緊張感が減少し素の自分を出していくから。素を出し切ると、遠慮や配慮、感謝の気持ちを忘れがちになり、身勝手な行動が出てくるのです。
これがエスカレートすると「けん怠期」が訪れます。その「けん怠期」を2人で乗り越えられると結婚に至り、譲り合えずに別れを選択する、大きく分けてこの2パターンが恋愛の未来と言えるでしょう。
そこで乗り越える3つの秘訣をご紹介します。1つ目は、無理に2人の時間を作らずに自分の時間を大切にすること。2つ目は、相手に感謝の気持ちを忘れず態度や言葉で示すこと。そして最後は思いやりの気持ちを持って相手を尊重すること。一見シンプルで簡単そうに思いますが、けん怠期の2人には難しく感じることも。難しい時は、この3つのうちどれか1つだけをしても良いのです。感謝の気持ちを言葉にできないなら、メールや手紙でも伝えられますよね。
そうして相手との距離感をコントロールできると、結婚への距離も縮まるでしょう。幸せな結婚生活が想像できるのは、結婚に踏み切る大きな1歩になるのです。結婚生活は恋人関係の時よりも、もっと長い時間を一緒に過ごすことになります。そこで距離感を保つための努力をした夫婦としない夫婦では、幸福度が変わってくる可能性もあるのです。
image by:Originalni Digitalni,Alex Borras Camps