婚活女性が意識すべき「35歳の壁」とは ~壁を乗り越えるTIPS3つ~

婚活女性が意識すべき「35歳の壁」とは ~壁を乗り越えるTIPS3つ~

「35歳の壁」という言葉をご存じでしょうか。転職するとき、35歳に差し掛かると苦労が増えることから使われるようになったようです。最近では女性の婚活でも「35歳の壁」という言葉を使うことがあるのだとか。

子供が欲しい男性は「35歳以下」を意識

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ベネッセコーポレーションが2013年12月に公開した調査レポートによると、既婚男性の67.3%が「(ぜひ/できれば)子供が欲しい」と答えています。男性にとっては、子供を授かることが結婚する目的の1つになっていると言えるでしょう。

したがって、男性が結婚相手を探すときには、「子供を産める女性と結婚したい」と考えながら婚活することが多くなります。

婚活情報メディアのこちらの記事でもお伝えしたとおり、妊娠率・出産率は30代に入ると少しずつ下がり始め、35歳を超えたあたりから落ち込みが目立ち始めるというデータが日本産科婦人科学会によって示されています。

こうした情報を伝えるメディアが増えてきたことから、残念ながら「子供が欲しいなら35歳以下の女性を探そう」と考える未婚男性が増えてきてしまっているのかもしれません。そうした背景から、婚活女性に対して「35歳の壁」という言葉が使われ出したと考えられます。

35歳からでも結婚・出産は十分に可能!

こうした現状を考えると、結婚・出産したい女性はできるだけ早めに婚活に取り組んだ方がいいでしょう。

しかし、35歳を超えていたとしても、婚活して結婚相手を見つけた女性はたくさんいます。40歳を超えてから第1子を出産する女性も増えてきています。

まず重要なのが、「35歳の壁」などと言われても、諦めないこと。そして結婚相手を探すとき、若い女性を好む男性もいることを念頭に置き、「婚活の活動量を増やす」「何人かの男性に振り向いてもらえなくても気にしない」とあらかじめ意識しておけば、「35歳の壁」なんて気にならないのではないでしょうか。

35歳からの婚活で“壁”を感じたときに試してほしい3つのこと

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それでも婚活していて、「35歳の壁」を感じる女性も出てくるかもしれません。「なかなかうまくいかないな」と感じたとき、どうすれば婚活で成功できるのか、いくつか試してほしい手法を挙げていきましょう。

大人の女性としての魅力を磨く

たとえあなたが年齢以上に若く見られることが多いとしても、婚活時には基本的に実年齢を先に明かすことになります。若さで勝負するのはやめて、あなたにしか出せない魅力、大人の女性としての魅力を磨いてみてはどうでしょうか。落ち着いている、余裕がある、優しそう、知識が豊富、自立している、料理上手――といった点でアピールしていくのです。

対象男性の年齢を上げてみる

婚活相手を探すとき、同じくらいの年齢の男性を探す女性が多いと思います。もし、同年代の男性を対象にしても芳しい結果を得られないようなら、対象年齢を少しずつ引き上げてみてはいかがでしょうか?

年齢以上に若く見える女性、健康的で体内年齢も若い女性もいるように、男性にも年齢以上に若く見える男性、健康的で体内年齢も若い男性もいるわけです。実年齢は高くても、見た目や内面が若い男性を狙ってみると、うまくいくようになるかもしれません。

恋愛→結婚という考え方を変えてみる

「ドキドキするほど好きになれる人と結婚したい」と考える人は男女問わずに多いことでしょう。けれど、それだけステキな異性と出会える確率はそれほど高くはありません。短期間で結婚したいと考えているのなら、考え方を変えてみる必要があるのかもしれません。
「ドキドキはしないけど、一緒にいて落ち着ける」「なんだかホッとできる」「少なくとも嫌ではない」といったタイプの相手を見つけ、その相手と結婚してから時間をかけて恋愛感情を育んでいく。そんなライフスタイルは、いかがでしょうか。

35歳を超えてから結婚する女性が少ないことから、婚活でも「35歳の壁」という言葉が使われ出したのかもしれません。けれど、そもそも35歳以上の女性の中で、「婚活しよう」と考える女性の母数が少なく、「独身でいいや」と考えている人も多いことから、35歳を超えてからの婚姻数が少ないだけとも考えられます。

間違いなく35歳以上で初婚を迎える女性はいるわけですから、やり方次第で結婚できます。「35歳の壁」という言葉にだまされず、あなたにとっての幸せを見つけてください。

References : 未妊レポート2013 子どもを持つことについての調査 既婚女性の「今すぐにでも子どもが欲しい」割合は増加傾向。 背景には晩婚化。 ~健康や子育て環境への不安も目立つ結果に~
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