年の差20歳以上! 「おじいちゃんみたい」な相手と再婚したシングルマザー

年の差20歳以上! 「おじいちゃんみたい」な相手と再婚したシングルマザー

昨今、芸能人の年の差婚が話題になる機会が増えています。実際に、年の差婚をしたカップルは幸せになれるものなのでしょうか。

今回は20歳以上の年の差婚で、最初はお相手に「おじいちゃんみたい」と良い印象を持たなかったものの、最終的には彼の優しさに惹かれて幸せをつかんだシングルマザーの体験談をご紹介します。

1度目の結婚がトラウマに。もう2度と結婚する気はなかった

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高校を卒業後にすぐ結婚、子供2人に恵まれたものの、夫の家庭内暴力に悩まされ、苦労の末に子供を引き取り離婚したアラサーの紺野さん(仮)。

地元でも離婚へ至った経緯を知られていたため、近所の人や勤務先の歯科医院でも心配され、声を掛けられる日々。そのたびに複雑な思いを抱くことになったそうです。

紺野さん自身は、日々の生活を安定させることと、小学生になった2人の子供を女手ひとつで育てることで頭がいっぱいでした。もちろん、結婚はもうコリゴリ。「もう2度と結婚をする気はない」と周囲にも宣言していたのです。

それでも勧められる再婚話。お断り前提で会ってみることに

再婚する気はない……。心配した周囲の人から紹介される縁談話を、紺野さんはことごとくお断りしてきました。

しかし、紺野さんの大らかで明るい性格、そして人目を引く華やかな容姿から縁談話が舞い込んできます。小学生の子供たちから「お母さん、好きな人ができたら結婚していいよ」と後押しをされても、どうしてもその気にはなれませんでした。

それでも、何度お断りをしてもしつこく持ち込まれる縁談話がありました。いいかげん断ることにも疲れた紺野さんは、そのお相手と1度会ってみることに。もちろん、直接会ってお断りをするつもりだったのです。

どうすれば相手に嫌われるのか? まったく乗り気ではない出会い

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お断りする前提で会うため、「どうすれば相手に嫌われるのか?」と考え、お相手にプレッシャーを与えるために2人の子供をわざと同席させました。

お相手は50代初婚で、紺野さんとは20歳以上の年齢差。地元では有名な資産家なのですが、本家の長男、しかも性格はシャイということでなかなか縁談がまとまらず、本人も結婚を諦めかけていたのです。

紺野さんは彼のことを「理想のタイプ」とはとても思えず、本来なら会わずにお断りをしたい相手でもありました。

実際に彼と顔を合わせたとき、運命めいたものは一切感じません。それどころか「50代と言っていたけれど、想像以上におじいちゃんみたい……」と良い印象を抱けなかったそうです。

優しい人柄。そして子供たちからの後押しがきっかけに

少々面食いの気質もある紺野さんとしては、彼に対する第一印象は良いものだとは言えませんでした。

しかし、彼はとても優しく、嫌われるためにあえて同席させた子供たちにも気を使ってくれるのです。お見合いが進むうちにいつの間にか嫌な印象も消えていき、「誠実そうな人だな」と良い印象を持つようになりました。

それでも再婚の意思はありませんから、当初の予定通り、お断りをするつもりだった紺野さん。彼と別れ、「想像していたよりも、楽しい時間を過ごせた。でも、これで終わり」と考えたとき、子供たちから「あの人と結婚してほしい。また会って」とお願いをされたのです。それも何度も――。

根負けした紺野さんは、その後も彼とデートを重ね、いつしか彼の誠実な人柄にほれ込み、それほど間を置かずに嫁ぐことになりました。

夫は子供を溺愛。やっとつかんだ幸せな生活

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夫となった彼の実家は資産家。豪華な披露宴を開いてくれました。「今いる2人の子供を大切にしたいから」と自分との子供は望もうとせず、紺野さんの連れ子を本当の子供のようにかわいがってくれています。

最初はおじいちゃんのような老けた印象でしたが、子供たちのために若いお父さんでいたいと奮起。見た目に気を使うようになり、ずっと若々しい印象になりました。

今でも2人の子供、そして妻である紺野さんを心から愛してくれる素晴らしいパートナーです。

「再婚して本当によかった。毎日幸せです。今の悩みは……、結婚をして大増量してしまったこと。いわゆる幸せ太りですね」と紺野さんは明るい笑顔を見せてくれました。

References :
年の差20歳以上! 「おじいちゃんみたい」な相手と再婚したシングルマザー