恋が生まれる初メール。モテる/モテない書き方の違い

恋が生まれる初メール。モテる/モテない書き方の違い

恋愛・婚活サイト、“最初の一歩”の初回メールでつまずくな!

婚活サイトで気になる異性を見つけたとき、最初のアプローチ手段になるのがメールです。

実は婚活サイトで異性に初めて送る申し込みメールには、10%も返信があればいい方だといわれています。もちろん、婚活サイトに登録している写真の見栄えやプロフィールの内容も影響してきますが、メールの書き方次第で返信率は大きく違ってきます。初回メールで自分の人となり・魅力を伝えることが大切なのです。

そんな大切な初回メールを「面倒だから」とテンプレート化して、たくさんの人に同じ文章をコピペして送っていませんか? しっかり推敲せずに誤字・脱字を残し、分かりづらい文章のまま送ってしまってはいませんか?

そういった初メールを送るのはNGです。最初のアプローチからつまずいてしまっていては、出会いは生まれません。気になる相手に興味を持ってもらうためには、どのようなメールの書き方をすればいいのでしょうか。

 

男性/女性が初メールで求めていることって何?

男性・女性はどんなメールに興味を持つのか、参考になりそうなデータがあります。「Excite恋愛結婚」が実施したアンケート調査によると、女性が男性から初メールをもらって一番うれしくなるメールは「自分のどこに惹かれたかよくわかる」(55.5%)ものだそうです。
男性では「誠実だったらどんなメールでもうれしい」(42.4%)という回答がトップになっていますが、「自分のどこに惹かれたかよくわかる」は28%でそれに次ぐ2位。返信率を上げるためには、男女共に「相手のどこに興味を持ったのか」をしっかり伝えることが鍵になってきそうです。

 

自分のこと、相手のどこに興味を持ったか、バランス良く書こう

それでは初メールには「あなたのここに惹かれた」と思いの丈を書き連ねていけばいいのでしょうか?

自分が受け取ったときのことを想像してみましょう。そうではありませんよね。見ず知らずの人から一方的に褒め称えられても、「本当にそう思っているのかな?」とどこか嘘っぽく、どこか不安に感じる気持ちが残るはずです。

「相手が先に自分のことを話してくれると、その相手のことを信頼しやすくなる」という説もあります。まずは自分の紹介を簡潔に済ませて、相手のどこに惹かれたのかと説明していきましょう。

そのときには、できるだけ惹かれた点と関連付けて自己紹介することがポイント。「○○という仕事をしているが、専門的過ぎてなかなか家族・友人に理解してもらえない。せめて家族になる人には理解してもらいたいと思い、同じ職種のあなたにメールさせてもらった」「祖父も父も巨人ファン。私も熱狂的な巨人ファンで野球中継は毎日チェックしている。将来、家族みんなで東京ドームに応援に行きたいから、巨人ファンで『一家全員が巨人ファン』という同じ境遇のあなたとお話ししてみたい」「アンチは多く理解してくれる人は少ないが、作家の○○さんを私は大好き。デビュー作から最新作まで全部そろえている。『○○さんが好きだ』というあなたと作品について語り合いたい」といったように、相手がスッと理解・納得できるようなメッセージを盛り込んでみてはいかがでしょうか。

最後に話は脱線しますが、著者は以前、人材紹介会社に勤めていたことがあります。人材紹介会社では転職希望者とコンタクトを取るため、転職サイトを使ってスカウトメールを送ることがあります。

実際に利用した方はご存知だと思いますが、スカウトメールにはテンプレートをそのままコピペして一斉送信するものが多く、一般的な返信率は10%ほどといわれています。明らかなテンプレメールには、返信なんてしたくありませんよね。

そこで著者はコピペをせず、1人1人の経歴のどこに興味を持ったのか、自分はどんなキャリアなのか、相手のどこに共感したのか、どんな転職先を進めたいのか、とメール1通1通の内容を変えてスカウトしてみました。そうしたら、50%以上の方から返信をもらえたのです。

婚活と転職の違いこそあれ、そうした1人1人の状況を考え、興味を持ってもらえそうな内容を考えること。そんな工夫をしたメールを送ることが、意中の相手からの返信につながるのではないでしょうか。

References :
恋が生まれる初メール。モテる/モテない書き方の違い