子育て支援の取り組みに力を入れる企業はここだ!

子育て支援の取り組みに力を入れる企業はここだ!

 

女性が活躍している職場ならでは!【三越伊勢丹HD】

「子供が生まれても、できるだけ早く職場復帰したい」。そう考える女性も増えてきているのではないでしょうか。

「CSR企業総覧(東洋経済新報社)」によると、そんな女性にとって働きやすい職場の第1位は三越伊勢丹ホールディングス。「女性の活躍」「育児・介護」「働きやすさ」の3分野を評価した点数は、100点満点で88.4点と高得点をマークしています。

三越伊勢丹といえば老舗デパート。接客業と言うと「休みが取りづらく不規則」といった印象もありますが、同社ではシフト固定で勤務できる取り組みを導入しているため、育児休暇からの早期職場復帰が可能に。育児休暇自体も最長で3年間としっかり休むことができるようになっています。

中には「そんなに育児休暇が長いと職場復帰がスムーズにいかないのでは……」といった心配もあるかもしれませんが、育児中の社員たちが交流する場としてワーキングマザー情報交換会を開くといった取り組みも推進してくれていますから心配無用です。

さらに有給休暇取得率は82.9%で、残業時間も月7.0時間と少なめ。女性管理職比率も22.9%と高いため、女性社員に優しい職場になっていると言えそうです。

在宅勤務がOKに! イクメンにもうれしい【リクルート】

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最近、勤務制度を変更して話題になったのがリクルート。2015年10月より、上限日数のない在宅勤務が可能になりました。

在宅勤務OKな企業でも、結局は「週○回は出勤するべし」といった制約があるケースも多いですが、リクルートは「直接顔を合わせての会議などが発生した場合のみ出勤すればいい」というスタイル。基本的に社内の連絡はメールや電話、テレビ会議といったツールを使い、1日1回は進捗状況を報告すればOKという使い勝手のいい制度なのです。

さらにリクルートの在宅勤務制度は、利用する人に制限はありません。子育てや介護はもちろん、特別な理由がなくても利用可能というのも、ありがたいポイントです。

会社内に託児所が! 育児支援制度が充実【GMO】

2007年10月22日から育児支援制度全般を大幅に新設・拡充したGMOグループ。同グループの取り組みは、かなりの充実ぶりとなっています。

通常の育児休業や短時間勤務はもちろん、看護休暇(年間10日)や学校行事休暇(年間5日)といった子育てと仕事を両立できる制度を導入。多くの育児支援制度は実際に勤務している女性社員の意見を取り入れているため、「本当に欲しい制度が多い」と高い評価を受けています。

また、他の企業にはない大きな特長の1つが、生後57日から利用できる社内託児所。専門の保育スタッフが常駐し、レクリエーションなどを行って子供の面倒を見てくれます。タオルやおむつといったかさばるアイテムもすべて託児所が用意してくれるため、楽々と出勤できるのもうれしいところでしょう。

さらにランチタイムには、コミュニケーションスペースを使用し、子供と一緒に昼食を楽しむことも可能。月齢に合わせた子供用ランチを用意してくれます。子供と一緒にランチを食べるパパ・ママの分のランチ代も無料となっていて、まさに至れり尽くせりの環境です。

仕事も育児も両立したいなら、「くるみん」認定企業に注目

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これら3社以外にも、子育て支援が整った企業はたくさんあります。そうした企業で働きたい女性は、「くるみんマーク」の有無を見逃さないようにしてください。

「くるみんマーク」とは、厚生労働大臣の認定を受けることにより、会社のホームページやパンフレットへの掲載が許可されるマーク。実際に子育て支援が充実しているかと審査した後に掲載が許可されるため、「制度だけは整っているけど使っている人がいない……」といった見せ掛けだけの子育て支援企業には使用できないマークになっています。

2015年3月末時点で、認定を受けた企業は2138社。都心部の大企業だけでなく、従業員数100人以下の地方企業にも、くるみんマークを取得した企業は増えていっています。

「結婚・出産後もバリバリ仕事したい」というママは、くるみんマークの有無を必ずチェックするようにしてください。

image by:StephaniePetraPhoto

References : 厚生労働省 , 東洋経済CSRオンライン
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