結婚後、妻の姓を名乗るセレブが増加中!?「愛の証」として妻の戸籍に?

結婚後、妻の姓を名乗るセレブが増加中!?「愛の証」として妻の戸籍に?

女性の社会進出が当たり前の現代。結婚後も「旧姓のまま仕事を続けたい」と考えている女性は多いのではないでしょうか。

有名人ともなればなおのこと、結婚後も「旧姓のまま活動を続けたい」という女性はたくさんいることでしょう。そうだとすれば、結婚後に夫が妻の姓を名乗り、妻に旧姓をそのまま使ってもらうことは、夫から妻への最高の「愛の証」となるのかもしれません。

そんな「愛の証」を贈るセレブが増えてきているようです。何組か代表的なカップルをご紹介しましょう。

妻の実家のために改姓――ジェイ・Z &ビヨンセ

ビヨンセの夫であるジェイ・Zは普段、芸名を使っているのであまり知られていませんが、彼の本名はショーン・コネリー=カーター。彼はビヨンセと結婚後、ショーン・ノウルズ=カーターに改姓しました。

ビヨンセの両親には男の子が生まれず、ビヨンセがジェイ・Zと結婚したことでノウルズ姓が消えてしまう恐れがありました。そこで妻を愛するジェイ・Zが、妻の実家のために妻の戸籍に入ることを決めたのです。

イクメン夫は名前も妻の姓に――マルコ・ペレゴ&ゾーイ・サルダナ

映画「アバター」でヒロインを演じたゾーイ・サルダナ。彼女はロンドンで、イタリア人のマルコ・ペレゴと極秘結婚をしました。

彼はマッチョなラテン系で、アート界ではすでに名前が知れ渡っているアーティストです。そんな彼も、妻のために改姓をしました。

彼は、双子を出産してからも撮影やイベントで世界各国を飛び回る多忙なゾーイのために、育児やカバン持ちで協力。多忙な女優を影から支える献身ぶりを見せています。妻の姓に改姓した時には、一部の男性から「妻の名声にすがろうとしている」「男らしくない」といった批判もありました。

けれどマルコは「妻の姓を名乗っても、僕という存在が消えたりはしないし、逆に古い慣習にチャレンジした男性として人々の記憶に残る」と主張。今では夫妻の決断は、フェミニストなどから高い評価を受けています。

結婚した男女は平等であるべき――ジョン・レノン&オノ・ヨーコ

夫が妻の姓を名乗る有名人のはしりと言えば、ジョン・レノン(ジョン・ウィンストン・レノン)でしょう。

ジョンは、オノ・ヨーコと結婚後、「ジョン・ウィンストン・オノ・レノン」と改名。フェミニストとして有名だったジョンは、「結婚した男女は平等であるべき」との考えから、自身の名前に妻の姓を含める決意をしたようです。

妻の実家や仕事のことまで考えてあげるのが「愛の証」?

この他、日本人では「モックン」こと本木雅弘も、結婚して妻の戸籍に入った有名人のひとりです。これは妻の母である樹木希林がモックンに「夫である内田裕也の姓を残したい」と頼み込んだ末の決断だったようです。

いずれのケースも、妻の家族のこと、妻のキャリアのことを考えた「愛の証」といえるかもしれませんね。

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結婚後、妻の姓を名乗るセレブが増加中!?「愛の証」として妻の戸籍に?